CAE

コンピュータシミュレーション関係

2012年1月 4日 (水)

【App Store】周波数分析がiPhoneでできる:iAnalyzer

ちょっと仕事上、環境騒音を考えなければならなくなってiPhoneが騒音計になるアプリがないかな?とさがしていたら『iAnalyzer』というアプリを発見。無料版『iAnalyzer Lite』があったのでそちらをインストールしました。

操作方法は簡単で Mic ON で測定開始 Recordで録音開始Playで再生できます。録音は10秒間でClearで録音データは消去できます。

1325594422587.jpg

車でトンネルを走行中に妻に録音ボタンを押してもらいました。これは録音したものを再生した時の画面です。

1325594427182.jpg

上には周波数分析結果がでているので指をあてるとその部分の周波数と音の大きさがわかります。ちょうどトンネルから出るタイミングで段差を乗り越えその部分だけ盛り上がっています。背景には三次元で周波数が表されていて時間変化もわかります。

1325594429909.jpg

トンネルをでたあとの周波数ですが最初の画像に比べて1000Hz以上が下がっている様子がよくわかります。

例えば扇風機や換気扇の近くで50Hzあたりが盛り上がるようならば、1秒間に50回羽根が通過してるわけで5枚羽根ならば1秒間に10回回転してることになります。まあ、だからと言われればそれまでなんですけどね。理系心をくすぐられる人は多いのではないでしょうか?

有料版は1700円と高価でいろんな分析ができるようですが無料版でも簡単な分析はでき面白いですよ。

iAnalyzer - Phyar StudioのダウンロードはこちらiAnalyzer - Phyar Studio

iAnalyzer Lite - Phyar StudioのダウンロードはこちらiAnalyzer Lite - Phyar Studio






 iTunes Store(Japan)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010年2月18日 (木)

【本】理系くんですが何か


理系クン


先日、本屋を覗いたら「理系クン」なんて本が平積みされてるのを見つけ思わず立ち読みしました。

まあ、自分はここまでひどい理系ではないですが、この理系くんに共通する部分は確かに多いですw

大きな違いは、MARUTOが理系くん萌えっていうわけではないことですな。

なんにせよ、理系萌えな女子は大歓迎~

ぼく、オタリーマン。

とともに理系くん必読の本ですね。

というか、理系の行動に疑問があるけど興味のある女子によんでもらわなきゃいけないのかぁ~


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年7月31日 (火)

【CAE】CAEソフトの違い。

今まで流体解析ソフトとに汎用メッシャー、汎用ポスト処理ソフトをずっと使ってきましたが、最近、構造解析ソフトを利用するようになって、同じCAEソフトでありながらずいぶんと違うものだなぁと感じています。

流体解析ソフトの場合
・メッシュは基本的に動かない。メッシュを動かす場合はユーザーが動かし方を指定。
・六面体がベストですが、差分スキームの改良によって最近は4面体やそれを変化させた多面体の登場で自動メッシュが盛んになってきた。
・要素数が構造に比べて一桁二桁違う為、モデルデータは基本的にバイナリーで保存される
・プリ処理ソフトがなければ、解析条件の設定やモデルデータのバイナリー出力はできない。

一方、

続きを読む "【CAE】CAEソフトの違い。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月22日 (金)

【CAE】新幹線N700系の空力解析

残念ながら私は絡んでませんが...(あたりまえだ)

もちろん、N700系にも空力解析(流体解析)が行われています。

いままでの700系のエアロストリーム形状から「エアロ・ダブルウィング」形状に変化していますがこれは、上下への空気のながれと左右への空気の流れをどこで分割するのかを考慮した先頭形状ですね。

JRによると

航空機の開発に用いる最新の空力シミュレーション(遺伝的アルゴリズム)を鉄道車両として初採用

だそうです。

これ、ちょっと書き方に問題が...。

続きを読む "【CAE】新幹線N700系の空力解析"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月13日 (水)

【CAE】流体騒音の教科書


ちょっと仕事上で必要になり、流体騒音の本を探していたら、フリーで流体騒音のコンサルをされている方のブログを発見。

空気の騒音!空力音!流体力学!空力音コンサル!

ちょっと、自分とは方向性が違いますけど、いろんな意味で大先輩のような感じ(笑)

えっと、この方の著書もありますが、まずは、おすすめの書籍『流体音工学入門』からスタートさせていただきたいと思います。

空気の騒音!空力音!流体力学!空力音コンサル! 『流体音工学入門 』 を解説しましょう!

続きを読む "【CAE】流体騒音の教科書"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 7日 (木)

【スバル】インプレッサのターボハウジングは新設計。

Automotive TechnologyにCFD(流体解析)をやっている身としては非常に興味深い記事があったのでご紹介します。

インプレッサ、ターボのコンプレッサハウジングを新形状

富士重工業は2007年6月5日に全面改良した「インプレッサS-GT」のターボチャージャのコンプレッサハウジングに新しい形状を採用した。断面を5つの円弧をつなぎ合わせた形状としたのが特徴。流れのよどみの発生を抑え、過給の効率を高めることができた。ターボチャージャは石川島播磨重工業製で、同社との共同開発品。

こういうのってCFD(流体解析)をしないと絶対に見えてこないですからね。スバルもIHIもちゃんとCFDを使っていることがわかってうれしい限り。

続きを読む "【スバル】インプレッサのターボハウジングは新設計。"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月29日 (日)

転職します

実は私、転職します。一応、皆様にご報告(笑)

5月7日より新しい会社で働くことになってます。

仕事内容はとある企業の
CAEマネージメント。

CAEって言うのは、コンピュータを使って製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うこと、またはそれを行うツールをあらわします。

CAE - Wikipedia

CAE(コンピュータ エイデッド エンジニアリング Computer Aided Engineering)とは、コンピュータ技術を活用して製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うこと、またはそれを行うツールである。計算機支援工学とも言われる。製造業などにおける設計の現場では、学問的な意味合いの計算機支援工学という表現は用いられず、構造系の分野ではCAEが表現として定着している。他の分野ではシミュレーション、コンピュータシミュレーションと呼ばれる事が多い。数値解析と呼ばれる事もある。

続きを読む "転職します"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月13日 (金)

【流体】ANSYS+FLUENT


世界シェア一位とされる流体解析ソフトFLUENTがANSYSに買収されて初めてのFLUENT NEWSですね。

続きを読む "【流体】ANSYS+FLUENT"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月24日 (木)

【流体】トリビアで…

昨日のトリビアの泉

『オナラのにおいを自分のおしりから離す方法は□□□』

と言うのがあって…

同志社の流体力学の教授が熱く語ってた。

すげぇ理に叶う説明だったけど

う〜ん。

自分が流体解析技術者なんで複雑な気分だった(笑)

続きを読む "【流体】トリビアで…"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月23日 (水)

【流体解析】都心を冷やすのは風!

昨日のニュースウォッチ9にて、都心のヒートアイランド現象対策についての特集がありました。

NHK 番組表

▽猛暑続く都心を冷やせ・ヒートアイランド対策最前線 その鍵は?

その内容ですけれど、

都心といえば、ビルが立ち並び、路面はアスファルトで緑も少ない

ですが、

緑の多い公園よりも涼しい場所が、都心のど真ん中にある!その理由は?

という内容でした。

その理由というのは、

続きを読む "【流体解析】都心を冷やすのは風!"

| | コメント (0) | トラックバック (0)