【レビュー】iPhoneやAndroidのテザリングで無料でスマートループを使えるようにする方法:Pioneer 楽ナビ AVIC-MRZ009
パイオニア製のカーナビでリアルタイムで渋滞情報やお出かけ情報を取得できるスマートループをAndroid端末経由でiPhone5などテザリング可能な端末を使って接続することができるようになりました。もちろん、パケット定額の範囲内で使えるので安心して通信が出来ます。
我が家では楽ナビAVIC-MRZ009とiPhone5、Panasonicのコミュニケーションビューワー UN-W700(要アプリインストール)を使用しましたので手順を公開しておきます。おそらく、他の機器の組み合わせでも可能だと思いますので参考になればと思います。
※2014年1月10日追記
妻が機種変更してSoftBank 101SH(USIMなし)が手に入ったのでUN-W700に代わって
楽ナビBlutooth DUN⇒SoftBank 101SH⇒iPhone 5 Wi-Fiテザリング
と繋いでスマートループが利用できるようになりましたので下記のレビュー(画像付)も参考にしてください。
【レビュー】iPhoneやAndroidのテザリングで無料でスマートループを使えるようにする方法 Part2:Pioneer 楽ナビ AVIC-MRZ009: 碧き流星
※2016年4月17日追記
DUNプロファイルに対応したモバイルルーターのAterm MR04LNを購入し、0SIMを契約したので維持費0円でスマートループはとても簡単に使えるようになりました。
【レビュー】モバイルルーター Aterm MR04LNでスマートループを接続する方法:Pioneer 楽ナビ AVIC-MRZ009: 碧き流星
我が家のカーナビとの接続手順は以下の通りです。
- iPhone5のインターネット共有をON
- UN-W700とiPhone5をWi-Fiで接続(接続先はiPhoneでなくてもテザリングが出来る端末ならOKです)
- UN-W700にCobaltBlue3をインストール
- CobaltBlue3を起動し左上のアイコンをタップしてONにする。(DUNプロファイルが有効になります)
- リストからBluetoothを検索可能な状態に設定する(120秒間公開されます)
- 楽ナビの設定>Bluetooth設定>登録を開き、UN-W700を選択
- お互いに確認メッセージがでるので楽ナビ、UN-W700両方でペアリング設定します。
- Bluetooth機器変更でAudio/ヘッドセットに変更します。
- HFP接続され、プロバイダ情報を設定できるようになります
- プロバイダ設定>その他を選択し適当にデータを入力します。
- SmartLoopが接続できているか確認します。
9.でHFP接続が出来ない場合はBluetooth接続が出来ていない状態なので、Android側からナビに接続させるか、Bluetoothの音楽を流すメニューなどで接続すればOKです。
うまく接続できない場合は、ナビ側、Android側のBluetoothペアリング情報を削除して最初からやり直してみてください。
10.の内容はなんでもOKぽいです。
左下にSの文字と時間がでれば接続OKです。地図画面に破線が表示されます。
また、ナビ画面ではSmartLoopのボタンが押せるようになっています。
□2回目以降の接続方法
CobaltBlue3は試用期間が2日間ですので課金しないと継続利用できません。多分700円程度だと思いますが…。
CobaktBlue3を一旦アンインストールして再インストールすれば再び2日間使えますが面倒です。
CobaltBlue3の他にもDUNプロファイルを追加するアプリはPDAnet+やNaviGatewayやBlueDUNがあります。
そこで、PDAnet+が無料なのでこれを利用します。
- PdaNet+をインストール
- iPhone5などでテザリングをONにする
- WiFi接続が確立したことを確認する
- PdaNet+を起動
- Activate Bluetooth Serverをタップします。120秒間公開するは許可するを選択
HFP接続が確立すれば成功です。WiFi接続が確立していないとPdaNet+はBluetooth Server機能が使えません。
CobaltBlue3の代わりに最初からPdaNet+で設定すればいいじゃないか!と思われるかもしれませんが、自分のやった限りではPdaNet+ではプロバイダ情報を入力できるようにはなりませんでした。一度、CobaltBlue3でプロバイダ情報を設定すればPdaNet+でも接続はできるので無料でスマートループを使い続けられます。
あと、UN-W700は画面OFFだとBluetooth通信をオフにしてしまうようなので設定で画面を常時オンにしておく必要がありました。
□まとめ
面倒な手順を踏みましたが、所有の機器だけで、特に追加料金が発生することなくAVIC-MRZ009でスマートループが利用できるようになったのでかなり満足です。スマートループが使えるとVICS FMで提供されていない道路でも渋滞情報が得られるのがいいですね。また、別途操作が必要ですが天気予報も取得できるので行先の天気をしることもできます。ミュージックサーバー機能ではCDのタイトルも取得できたり、全更新以外のマップチャージもネット経由でできるのでSDカードを抜き差しする手間が省けて便利です。
Android2.3だとDUNプロファイルを追加するアプリでiPhoneのテザリングを使って接続できるように思います。
Nexus7(Android4.2)も持っているので、同じ手順でトライしてみましたがこちらはHFPプロファイル接続が確立できませんでした。
一部ではPadFonなどでは接続できたという情報があるのでAndroid4.xが原因ではないかもしれません。
DUNプロファイルもそうですが、カーナビはなかなか最新の技術が投入されませんね。拡張性も低いですし。
できれば、アップデートでPANプロファイルを追加するか、無線LAN接続ができ
るオプションを追加してほしいものです。
妻の車はAVIC-MRZ007なので、Bluetoothがなく、スマートループを使うにはUSBにAndroidスマホを接続してテザリングというのができたらうれしいんですけどね。
□参考ページ
FoxFi Software FoxFi Activate Bluetooth DUN:その他|パーツレビュー|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・燃費・整備)
□関連ページ
【レビュー】モバイルルーター Aterm MR04LNでスマートループを接続する方法:Pioneer 楽ナビ AVIC-MRZ009: 碧き流星
【レビュー】iPhoneやAndroidのテザリングで無料でスマートループを使えるようにする方法 Part2:Pioneer 楽ナビ AVIC-MRZ009: 碧き流星
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