【試乗レビュー】スバル初のハイブリッドは上質なXVw:SUBARU XV Hybrid
先日、ステラの購入前の見積もりに行った際にXV Hybridの試乗があったので乗ってきました。感想としてはハイブリッドを意識させない極普通な車という印象で実はこれハイブリッドで低燃費だったって感じですね。プリウスやインサイトなど低燃費を意識した乗り味とは一線を画します。
□関連ページ
SUBARU : 車種紹介 > SUBARU XV HYBRID
SUBARU XV HYBRIDの受注状況について:富士重工業株式会社 ニュースリリース
7月頭の土曜日のお昼過ぎに行ったんですがなんと4番目。見積もりしても待ち時間が発生するほどの大人気でした(汗)
試乗で用意されたのはXV HybridのCMカラーとは違うホワイトの車でした。乗ってまず気づいたのがEyesightがないこと。XV Hybridの注文のうち実に90%以上を占めるEyesightですが試乗車は非搭載タイプ。なぜか?と営業マンに確認したところ、
「ご存じのとおりほとんどのお客様がEyesight付きを選ばれていて生産が全く追いついていない状況なんです。そこに試乗車までEyesightにしてご迷惑をお掛けするわけにはいかないということなんです」
なるほど、納得の理由。とはいえ、初めてスバルに乗る方はEyesightの便利さも知りたいだろうしHybridはEyesight協調制御も一つのウリではあるわけで難しいところですね。
□試乗レビュー
試乗した感想ですが、え~と乗り心地に関してはガソリン車のXVとの違いが良くわかりません。内装は確かにブルーが一杯ちりばめられていてハイブリッド感満載だし、センターコンソールにはモーターとエンジンの動きが表示されていますがそんなことは一切わからりませんでした。静粛性は上がっているとのことでしたがXVと同時比較できるわけもなく不明。
パワー感に関しては、自分のエクシーガ 2.5i spec.Bを上回る印象でした。市街地走行でしたのでアクセルを開けられなかったのでフル加速は試せませんでしたが、合流などでの出だしの良さは実感できました。数値上のトルクだけ見れば、エンジンが20.0kg・mでモーターが6.6kg・m、フルパワーがでれば26.6kg・mになるわけで車重が100kgも重いエクシーガのトルクは24.0kg・mで、立ち上がりの速いモーターがエクシーガを軽く上回る性能なのは明らかです。
ブレーキに関しても車重が重いことは気になりませんでした。重いバッテリーも荷室下ですしノーズダイブする感もありません。
コーナリングも車重を感じることなくXVと同じですね。専用サスで調整されているのだと思います。もちろん、直進でも路面の凹凸はよく吸収されていますし硬すぎることもなく快適です。
□まとめ
XV Hybridですが、感想としては上質なXVという感じですね。2.0Lエンジンの代わりに2.5LのNAエンジンを搭載したかのように、自然な乗り味でハイブリッドを意識させず上質さにモーターが使われている印象でした。よく自動車系情報紙のレビューでターボの代わりにモーターがアシストというような書き方をされていますが、スバルのターボ(WRXやGT)という印象でXV Hybridを乗ると肩透かしを食らうと思いますので注意した方がよいですね。
この上質さは早く他車展開をして欲しいところですね。まずは、ベース車のインプレッサでしょうが、レガシィ、フォレスターに展開されるのは明らかです。残念ながら現行エクシーガは営業マンによると設計が古くハイブリッドを載せるスペースは考慮されていないようですので次期エクシーガ(出るのか?!)に期待ですね。
あ、ちなみにエクシーガは今年はフルモデルチェンジせずにマイナーチェンジでF型が出ることが正式に決定されたようです。
最後にXVのキーホルダーとぶつからないハイブリッドミニカーとカタログをもらいました。
XVのキーホルダーはLEDライト付きだったのでエクシーガのキーに取り付けました。ぶつからないハイブリッドミニカーは、以前のぶつからないミニカーよりバージョンアップしてフロントライトが点灯し停止時にはブレーキランプまで点く豪華仕様。我が家にはフォレスターのぶつからないミニカーがあるのですが、ライトが点くだけで子供たちの食いつきが違いますね。次はぶつからないRCとかタミヤなどと協力して作ってほしいですね。
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