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2011年4月21日 (木)

【レビュー】音楽の天才たまごOlasonic:TW-D7WM

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みんぽすさんからは音楽関係のレビューが続いていますが、今回お借りしたのは東和電子製の「Olasonic ウォークマン用ドックスピーカー TW-D7WM(T)」になります。独特の卵型をしたスピーカーが最大の特徴で雑誌やネット上のレビューでご覧になられた方も多いのではないのでしょうか?音質は結構評判が良いようで気になっていましたので今回おかりできてラッキーでした。それではレビューに入りたいと思います。尚、今回はレビュー用に「SONY ウォークマン NW-S754」も同時にお借りしています。

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□関連ページ

Olasonic:オラソニック:株式会社 東和電子

□パッケージ

まずはパッケージから。

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白を基調としたシンプルなパッケージです。上に載せているが一緒にお借りしたウォークマンNW-S754です。

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上部の蓋をあけるとAC電源やWMアダプター、リモコンがぎゅっと格納されています。それをどけるとドック本体とUSBケーブルが現れます。

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ドックをどけるとインシュレーターがあり、それをどけてようやくスピーカーが見えてきます。

□設置

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スピーカーは美しい卵型でドックオリジナルカラーのチタニウムシルバーが独特の輝きを放っています。高さは14.1cmあるので意外と大きいです。イメージ的にはiPhoneと同じぐらいの高さを想像していて少々驚きました。スピーカーはシリコンゴムのインシュレーターの上に置くだけです。

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卵型ということもあり、スピーカーの置き方は自由。重心がかなり下にあるのでぐらつかず安定。ほぼ水平にも設置できます。背面にはパッシブラジエターというのを備えていて低音に効いているそうですよ。

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ドック本体。美しいスピーカーと比べるとややもさっとしたデザインなのが残念。ウォークマン同梱のアタッチメントを嵌めてウォークマンを置きます。背面には左右のスピーカー端子とAC電源、USB端子とケーブルがゴチャゴチャ。パソコンと繋ぐならばUSBから電源供給できるのでACは不要です。もちろんXアプリをつかっての同期にも対応。スピーカー単体モデルとは違ってクレードルにDAC(デジタルアナログコンバーター)やアンプも内蔵されているとのこと。

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なくしそうなほど小さい付属のリモコン。下部にストラップホール付き。主に電源のON/OFF、音量や再生/停止/曲送りなど基本的な操作のみができます。

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Panasonic Let's Note CF-Y2やASUS A52Nに接続。もちろんどちらもバスパワーだけでも全然問題なく動作します。

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パソコンに繋いで、Olasonicで音を鳴らす場合は、オーディオのプロパティーでUSB audio DACを選択すればOKです。

□まとめ

約一ヶ月間、ノートパソコンとウォークマンとともにOlasonicを聴いてきましたが、ノートパソコンのしょぼいスピーカーから二度と音は聴きたくなくなるぐらいの音質で音楽を聞かせてくれました。USBでもACからも最大でも3Wしか供給されないのに、音が小さいときにパワーをためておくことで最大10W+10Wまで使える仕組みになっていることから、音質はそのサイズからは想像ができないぐらい、重低音がしっかりとでますし、中高音まで伸びのある音が再生できます。これだけ小さいのに意外にも音の指向性が少なく部屋に音を広がっていて聴く場所を選ばないのには驚きました。

フルに技術をつかってよい音を奏でる、Olasonicは音楽の"天才たまご"を称号として名乗っていいんじゃないかと思いますw。

天才タマゴといえば

これだけ音質がよいのですから、当然のことながらウォークマンだけでなくiPod/iPhone/iPadドックを備えたOlasonicも是非とも欲しいところです。 DACとしての性能もかなり高そうなので、光入出力端子も欲しいな、そうすればもっと可能性が広がりそうな気がします。

インシュレーターの上にスピーカーを置くという接地性の自由さはいいのですが、やはりコードがごちゃごちゃっとしてしまうので悩ましいところですね。 せめて、余ったケーブルなどを本体内に収納してスッキリとさせるなどの工夫があればより嬉しかったところです。

とにかく、ポータブルオーディオ用やパソコン用のスピーカーと思って鳴らしてみると、え?って思うぐらいの音にビックリしますので音に感度の高いウォークマンユーザーの方には「TW-D7WM」を間違いなくオススメします。パソコンのみでの利用ならドック付きの約半額のスピーカーのみの「TW-S7」方が配線もスッキリしていいかもしれません。

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