【WRC】ラリーGB DAY3:ペターを抑えてS.ローブが優勝

ラリーGBが終了。2010年シーズン、現在のWRカーも終了しました。優勝はペターとの死闘を制した王者S.ローブ。まさに完璧な優勝でした。もう、何年もシトロエンの車に乗り続け完璧に乗りこなしているS.ローブをプライベーターのペターが互角の勝負をすると言うのはすごいことです。本当にちゃんとした体制で戦っていればペターとS.ローブは物凄い勝負をずっと繰り広げていたのだろうと思います。

来季のペターの動向も気になります。プライベーターのままいくのか、シトロエンJr.に加入するのか...マシンはどうするのか？など不確定な要素だらけで心配です。年間ランキングでも3位で終えてますし、S.ローブと対抗できうるドライバーとしてスポンサーは付きやすいとは思いますが、何分、シトロエンとフォード、ミニしかメーカーがないですから厳しいです。

さて、フォードのドライバー争いですがDAY1でパンクにて後退したJ-M.ラトバラが1stドライバーのM.ヒルボネンを交わして3位でフィニッシュ。年間では前日のSS8でクラッシュしてノーポイントに終わったS.オジェを交わして2位と大躍進。フォードの来季のドライバーポジションはどうなるでしょうか？成績だけみればJ-M.ラトバラが1st になってもよいですがこれまでの経験も加えると難しいですね。M.ヒルボネンは次のニューマシンでの復活に期待。

そして、S.オジェ。今季ブレークしたドライバーですね。残念ながらラリーGBの洗礼をうけてラリーリタイアとなってしまいJ-M.ラトバラ、ペターに年間ランキングで抜かれるという辛い結果となりましたが、彼の実力は本物。経験を積めば必ずチャンピオンを狙えるようになりそうです。

D.ソルドはもう、なんというか話題にもならないのが怖いです。シトロエンを自由契約になりやる気が失せたのかも。来季フォードに移籍すると噂されていますが彼もスピードはありますから復活して欲しいです。

ライコネンはいろいろとトラブルを抱えながらも8位完走。本当に今シーズンは彼のお陰でWRCの知名度が一気にあがりましたね。感謝感謝です。ターマックでは非凡な才能を発揮してくれましたし、来季も是非走ってほしいです。

最後に一年間当ブログをご覧いただきありがとうございました。

今後もWRCを日本で知ってもらう為に頑張って行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。

2010WRCドライバーズ順位 1st S.ローブ 276p 2nd J-M.ラトバラ 171p 3rd P.ソルベルグ 169p 4th S.オジェ 167p 5th D.ソルド 150p 6th M.ヒルボネン 126p 2010WRCマニュファクチャラーズ順位 1st Citroen 456p 2nd BP Ford 337p 3rd Citroen Jr. 217p 4th Stobart M-Sport Ford 176p 5th Munchi's Ford 58p

STAGE WINNER

SS17	Resolfen 1	Sébastien LOEB / Daniel ELENA	Citroën Total WRT
SS18	Margam Park 1	Sébastien LOEB / Daniel ELENA	Citroën Total WRT
SS19	Resolfen 2	Jari-Matti LATVALA / Miikka ANTTILA	BP Ford Abu Dhabi World Rally Team
SS20	Margam Park 2	Dani SORDO / Diego VALLEJO	Citroën Junior Team

WRC

Pos	No	Driver	Time	Diff Prev	Diff 1st
1	1	Sébastien LOEB	3:14:54.0		0.0
2	11	Petter SOLBERG	3:15:13.1		+19.1
3	4	Jari-Matti LATVALA	3:16:29.3		+1:35.3
4	3	Mikko HIRVONEN	3:16:47.3		+1:53.3
5	7	Dani SORDO	3:17:06.2		+2:12.2
6	6	Henning SOLBERG	3:21:20.5		+6:26.5
7	5	Matthew WILSON	3:23:31.8		+8:37.8
8	8	Kimi RÄIKKÖNEN	3:25:21.9		+10:27.9
9	14	Mads ØSTBERG	3:27:07.7		+12:13.7
10	21	Andreas MIKKELSEN	3:28:55.2		+14:01.2