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2010年8月10日 (火)

【レビュー】確実な動作にはやっぱりアナログ:ソニー FM/AMポータブルラジオ ICF-B02

9月1日の防災の日にちなんで、みんぽすより、「SONY FM/AMポータブルラジオ ホワイト ICF-B02/W」をお借りしています。前回のレビューでは「ぐるぐる充電」の様子を動画でお届けしましたので、今回は本体をじっくりと観察です。

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□パッケージ

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パッケージです。ぶら下げて展示販売されるようにはなってますがぶら下げには大きいサイズです。

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裏の台紙を取りさらうと、ケースに包まれてケーブル類が出てきます。

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携帯の充電アダプターは頭のほうを押すと取り出せます。

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付属品を並べてみました。収納袋は余裕があるので一式全部が入れられます。

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ホイッスルは緊急事態を知らせる為用らしいですが、ちょっと違和感...。ホイッスルにはストラップホールは開いているものの付属品だけではICF-B02に取り付ける術はありませんので、自分でストラップを用意して取り付ける必要があります。もちろんICF-B02に取り付けましょうと書かれている訳でもなく自分の鞄やキーホルダーにつけておいていいでしょう。

どうせなら、笛だけでなく、笛を吹ける状態にも対応できるように、大音量ブザーを装着してスイッチさえ押せば緊急事態を知らせられるようになっていた方がよかったのではないかと思います。

警報ブザー付きの充電ラジオ
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□本体

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こいつで充電できないiPhone 3GSと充電できるVIERAケータイ SoftBank 942Pとのサイズ比較。ハンドルを回すときに丁度手のひらで握れるサイズと思ってもらえればよいかと思います。

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正面には充電用のハンドルとスピーカーが中央にあり右側にはスイッチ類となっています。ハンドルはボディーに綺麗に収納されていますね。上側にはチューニング用のバーがあります。ラジオ部分は昔懐かしー感じ。自分たちでもこのアナログ式のラジオは高校生ぐらいまでしか見たことがないので、今の人たちはこういうラジオがあることすら知らないのではないでしょうか?

緊急時の確実性を考えるとアナログ的なラジオが良いのでしょうが、デジタルで合わせられるタイプがあっても良いかもしれませんね。

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背面には電池ボックスと電源切り替えスイッチ、収納式アンテナがあります。アンテナはFMラジオ用、AMラジオ用は本体に内蔵されています。

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上部と下部。上面中央にはLEDライトの発光部とライトの切り替えスイッチがあります。底面にはハンドルを収納する為の溝がある以外は特になにもないです。

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側面。正面から見て右側は上からラジオの周波数ダイヤル、モード切替スイッチ、音量ボリュームがあります。確実性を増す為か全てアナログ式ですね。
正面から見て左側にはLEDライトと充電用とイヤホン端子があります。下の方が幅広になって安定感があります。

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斜めから。角張った部分は一切なく、ずんぐりした感じですが、防災用とは言えもっさりした印象はなく安定感を感じるやさしいデザインですね。もちろんモロに防災!って感じではないのでキャンプや山登りなどで電源が確保できないときのラジオとしても十分使える感じです。

□ラジオ

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AMとFMを受信してみました。同調の赤いランプが付けばクリアに受信できていることをあらわすようですのでコレを目安にチューニングすればよいかと思いま す。AMは本体の向きで受信感度を調整するという昔ながらの方法。FMは背面にある伸縮タイプのアンテナを目一杯伸ばして使います。ミニコンポなどでは良く見られる外部アンテナは接続できません。まあポータブルなら当然ですね。最近は数値であわせるラジオが殆どなのでこのダイヤル式のチューニングには懐かしさを覚えますw。ちなみに良くFMの端っこにはテレビの 1-3chぐらいまでは聞けたりしてましたがICF-B02にはそれはなく、全くテレビ音声は聞けません。(前モデルのICF-B01にはあったようですが、もう地上波アナログは低波だし意味無いですね)

□ライト

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前回の「ぐるぐる充電」の直後にLEDライトをつけてみました。ライト上部のスイッチでソフトとスポットライトを切り替えられます。ソフトは常夜灯のようなやわらかい光をだします。スポットライトはさすがにマグライトのように強力ではないものの携帯についてるLEDぐらいの明るさはあるかな?

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真っ暗な状態で、説明書をスポットライトとソフトライトで照らしてみました。画像の明るさを調整して自分の感じた明るさに近い状態にしています。
画像のスポットライトと説明書の距離は15cmぐらいで十分に説明書全体が明るく照らされていますが、ソフトの方は横に寝かして直近に近づけてなんとか内容が読める程度。ソフトライトで本を読むのは厳しいですね。

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で、ソフトの状態で手探りでスイッチを操作してラジオをつけてみましたが...。ラジオの周波数は全く確認できずチューニングは不可能でした。
もうちょっと工夫して、ラジオ側に光を漏らせれば確認できるようになると思えるだけに残念です。

真っ暗になってしまうと、何も分からなくなるので、各操作部分に関しても文字が蓄光処理してほしいところです。
また、防災ラジオとしてならば、倒れたりしたときには自動でライトが点灯するような仕組みも欲しいところですね。

□電池/携帯充電/イヤホン端子

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電池ボックスは水の進入を防ぐ為に、2重蓋になっていますが上蓋と中蓋は一体で動くようになっています。単4電池2本で稼動します。

ということでeneloopを入れてみました。一応、取扱説明書にはマンガン電池では充電できず、アルカリで充電してくださいと書いてありますが、eneloopでも充電ランプはちゃんと点きました。自然放電の少ないeneloopなら1年経っても満充電の85%、3年経っても75%もの容量が残っているので、ば防災ラジオに入れておいても大丈夫でしょう。

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防災ラジオの中には電池は入れられても手回しだけでしか携帯充電できないものも多く電池からの充電に対応しているのは嬉しいですね。

残念ながら電池から内蔵充電池への充電はできないようです。当然外部電源からも充電はなく内蔵充電池への充電はハンドル手回しのみです。

電池の種類は少しでも小さくと単4なのかもしれませんが、単3の方が市場には多く出回っていますし容量も大きいわけですから少々大きく重くなっても単3サイズの方が良かったように思います。


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左側面の蓋を開けると充電ケーブルとイヤホンがさせる端子が出てきます。Docomo Foma/SoftBank 3G用、Docomo mova/SoftBank 2G用、au用の3つの端子が付属しています。各端子はバラバラでストラップホールすらなく簡単になくしてしまいそうです。ケーブルもかさばるし本体に収納できて欲しいところです。

充電用のケーブルは専用のもので、一般的な5Vの充電端子(右側画像中央)とは形状が違っています。これらの端子と本体とは専用のケーブルで接続されます。当然ながら蓋を開けてしまうと防滴機能はなくなるので注意が必要ですね。

発売開始が2009年6月に発売なのでmovaやSoftBank 2G用の端子があるのは仕方がないですが、PHSには非対応ですし、最近急激に普及しているスマートフォンも充電できないのはつらいところ。先端の端子を汎用性の高いUSB端子に変換できるアダプターを別売りでも出してくれればぐっと汎用性が高まるのになぁと思います。

将来的には、ケータイの充電端子は世界的にmicroUSB端子に統一される方向なのでそのうちmicroUSB対応の防災ラジオが一般的になるのでしょうね。

□まとめ
防災用のラジオとして、とにかく確実に動作すること、簡単に使えること、本体が怪我をさせないことを重点的に考えらているんだなと感じられる本体設計ですね。デザインが防災ラジオ!っではないのはソニーのデザイン力を感じます。

eneloopが使えますし基本的に電池で利用するようにして、緊急的には手回しでというのがこのラジオの使い方にあっているように思います。

付属品に関しては専用ケーブルと専用アダプターでないと携帯が充電できなかったり、ホイッスルは入っているだけという状態だったり、真っ暗の中ではチューニングができなかったりと設計に中途半端さを感じます。

災害時にはコンパクトさよりも汎用性も大事なのですからその辺はもっと練って欲しかったなと思います。

防水性能ですが、防滴仕様(IPX2)とあるように大したことは無く、上方からのちょっとした水滴に耐えれる程度で、腕時計の生活防水(IPX4)よりも2段階も低いレベルですので過信は禁物です。雨の中で使えるとは思わないほうがよいでしょうね。お風呂でも水の掛からない高さでないと駄目だと思います。万一、水がかかったり水中に落ちた場合にはすぐに拾い上げて拭く様にと説明書に書いてあります。

防水 - Wikipedia

価格はコンパクトな防災ラジオとしてはちょっと高めの5,000円程度。他社のラジオが2,000円~4,000円程度で売られていることを考えると、もうちょっと機能的な優位性が欲しいところです。


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