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2009年9月30日 (水)

【スバル】スバル ハイブリッドツアラー コンセプトは2モーター:東京モーターショー出展概要

スバルから、来月末から開催される東京モーターショーの出展概要が発表されました。目玉は「SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT(スバル ハイブリッドツアラー コンセプト)」ですね。これはトヨタのHV技術を活用して2011年には出すといっているレガシィハイブリッドの原型になると思われます。

富士重工業株式会社 ニュースリリース
コンセプトカーとして、「環境性能」と「走行性能」、そして「安全性能」を高次元で融合させた、将来のグランドツーリングカーを提案する「SUBARU HYBRID TOURER CONCEPT(スバル ハイブリッドツアラー コンセプト)」を出品。

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コンセプトモデルのデザイン的にはレガシィツーリングワゴンのリアウィンドウの傾斜を強くしクーペスタイルにし、ドアをガルウィングにしたような感じで奇をてらったデザインにはなっていません。通常の4ドアにすればレガシィに見えてきます。

ハイブリッドシステムですが、2.0Lターボを直噴化したものに、なんと2つのモーターを組み合わせるようです。モーターはフロントに10W、リアに20Wを搭載。フロントのモーターは主に発電用に利用されますが、いざとなると加速用にも使われるようです。

他の燃費向上技術としてはエンジンアイドリングストップやプラグインステラと同様の回生ブレーキも搭載。

富士重工業株式会社 ニュースリリース
AWDでありながらフラットなフロアを実現し、足元空間を確保すると同時に、車内移動などの使い勝手も向上させました。

リアのモーターが大きいことと、インテリアの項目にフラットなフロアとあることからリアはモーター駆動のみかもしれません。

プリウスの場合はフロントに小型小排気量エンジンとハイパワーモーターを横並びで詰め込んでいますが、スバルの場合は横に長い水平対向エンジンがあるのでどう考えても横並びは無理ですから、フロントには小型の発電用モーター、リアにちょっと大きなモーターをつけることでトヨタ式のハイブリッドを実現したという感じでしょうか。

トランスミッションはリニアトロニック(CVT)となっていますが、強大な2.0L直噴ターボのトルクに対応できるCVTが2011年までに開発できるかが見ものですね。

このコンセプトモデルから2年後のレガシィハイブリッドを推測してみると、トルクが太すぎる2.0Lターボは無いんじゃないかなと思います。2.0Lか2.5Lの直噴自然吸気か、1.5L直噴ターボが燃費的にも有利じゃないかと思います。

とにかく、ハイブリッドを出すことは今後の自動車業界で生き残る道ですからなんとしても成功させて欲しいですね。

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