【レビュー】究極のFMトランスミッター:BELKIN TuneBase FM X
こちらで欲しいといっていた「BELKIN TuneBase FM X トランスミッタ F8Z441ja」ついに購入しましたので、早速レビューをお届けしたいと思います。
□製品ページ
BELKIN TuneBase FM X トランスミッタ F8Z441ja(Belkin日本語サイト)
Belkin : TuneBase FM with Hands-Free(Belkin海外サイト)
□メディアレビュー
iPod情報局: iPhone対応トランスミッターの決定版!ハンズフリーも使える「TuneBase FM X」をチェック
□対応機種
フレキシブルアームのDockコネクタに対応している機種ですが、日本語サイトと海外サイトで表記が違っています。ここでは両方にのっているものをすべて記載しています。
iPhone (初代/3G/3GS)
iPod touch (1st/2nd)
iPod nano (1st/2nd/3rd/4th)
iPod (4th/5th/Classic)
iPod mini
iPhoneの場合はマイクもついていますのでハンズフリーにも対応します。
もちろん、「Maid For iPod」、「Maid For iPhone」両方に対応しています。
コレだけのiPhone/iPodに正式に対応しているFMトランスミッターは他にはないのではないでしょうか?
ちなみに、本体にはUSB端子(フルサイズ)もありますし音声は単純にミニジャックから取っているので、固定はできませんが、他社のオーディオプレーヤーでもケータイも使えます。
※追記(2009年9月8日)
すみません、音声入力が有効になるのはiPod(iPhone)が接続されているときだけでした。つまり、iPodをドックで充電しながらであれば、他のプレーヤーを使うことが可能になります。まあ、この商品を買う人はiPodを所有されていることでしょうから問題ないとは思います。ちょっとケータイのワンセグを一時的に聞きたい場合や友人が持ってきた別のポータブルオーディオを聞く等に使えますね。
もちろん、iPhone/iPodを再生中でもUSB端子に給電されていますので、USBから給電されて動くグッズならなんでも使えそうです。
最近は100均でも携帯をはじめとして、DSやPSPのUSB充電ケーブルが売っているのでそういうのを集めておくと便利ですよね。もちろん、USBライトとかUSB扇風機とかを刺しても面白いかもしれません。シガーソケットのままだと専用品を買わないといけませんけど、このTuneBaseがUSB端子を備えてくれているので活用の範囲がぐっと広まります。
□パッケージ
FMトランスミッター本体は一切見えず、iPhoneを模した紙箱をつかんでいるフレームのみが見えています。
本体は左側の底を開けると見えます。展示用なのか周波数を書いたプレートが貼ってあります(笑)
パッケージは美しいのですが、非常に開けにくく、本体を取り出しにくいつくりになっていて結構苦労しました(汗)
同梱物としては、
FMトランスミッター本体
取扱説明書
クイックスタートガイド
隙間調整リング
iPod nano用スペーサー
です。説明書は海外メーカの製品らしく他国語対応していて結構分厚さがあります。日本語の説明もあるので安心してください。
□設置
設置は簡単で本体は車のシガーソケットに差し込むだけ。
先端にゴムパーツがあって比較的しっかりと固定できると思いますが、出口側の隙間が大きくて安定しない場合は付属のリングを使って隙間を埋め、より固定することができます。説明書にもありますが、リングにはもともと4つの爪があるんですが、それを隙間の量にあわせて自分でカットして調整します。私のインプレッサの場合は2つ残して装着していてキチキチに固定してます。
ただ、完全にこのリングは固定されないので、隙間にいれにくいです。
もう一歩改善してもらってどんな車にも対応できるようにして欲しいですね。
iPod/iPhoneはアームを最大に伸ばしてから、ドックコネクタに刺し、アームを下げてあげれば固定されます。
その後、イヤホンジャックをヘッドホン端子に差し込めば準備OKです。
きっちりと固定するコツとしては、一旦iPodを装着して高さを合わしたあと、取り外してアームの長さを一段だけ下げてからiPodを嵌めればしっかりと固定できます。
このTuneBase FM Xは他のiPod用FMトランスミッターと違い、音声はドックコネクタからではなく、ヘッドホン端子から得ていますので、イヤホンジャックを刺すのを忘れないようにしてください。
iPodを支えているアームの下部にある部分はiPhone用のマイク兼スイッチで電話が掛かってきたときにはこの部分を押すと通話ができるようになります。相手の声はスピーカーから流れてくることになります。
所有しているiPod3台(mini/nano/touch)どれもすべて安定して取り付けられます。
ちなみに、アームは軽くアーチ状になっていて隙間がありますので、クリアケースやシリコンケースなど比較的薄くてドックコネクタがあいているケースなら、ケースをはずすことなく設置できると思います。
ただ、非常に薄いつくりであるiPod nano場合はアームとの隙間が大きくなりすぎ安定しないので、付属の固定アダプターを取り付ければ安定します。
ちなみに、我が家のiPod nano(3rd)の場合はTUNEWEARの比較的厚めのクリアケースを取り付けていたので、アダプターがない方が安定しました。
フレキシブルアームも回転機構は程よい硬さを持っていて、曲げやすく回転させやすいので自由な位置で固定できます。iPod touchも横画面にするのも簡単です。
アーム根元の出方を調整するためにソケットをどの向きに差し込んでも液晶部分だけを回転できるので問題ありません。この辺はよくできた設計だと思います。
フレキシブルアームが本体についている利点としては、別に固定器具が必要ないということですね。
もちろん、レンタカーなど他の車に一時的に持って言ってもiPodを好きな位置に固定できるわけです。
ちなみに盆休み中にMARUTOの実家のエスティマに一時的に取り付けてみました。どんな方向、高さ、向きでも固定できるのはとても便利です。ですがひとつ残念なことに、ヘッド部分がドリンクホルダーに干渉してしまいました。
シガレットを2個口して張り付けるような商品があるのでそういうのを使えば干渉問題は避けられそうです。
これは、運転席以外の場所で使いたい場合とかでもよいですね。
□FMトランスミッター機能
一番中央上部にあるクリアスキャンボタンを押すと自動的に空いているFM電波エリアをサーチしてくれます。
大体20秒~30秒程度でサーチが終わり周波数が表示されます。
あとはカーオーディオのFMラジオの周波数をこの周波数に合わせればOKです。
左側にある+と-ボタンで1kHz単位で手動でも設定可能ですし、よく使う周波数は右側ボタンに2つ登録可能です。登録はボタンを長押しするだけです。
あまりトランスミッター側で音量を増幅してくれないので、iPod側の音量は最大付近にしておかないとちゃんと音が聞こえませんから注意が必要です。
一番下のProセットボタンで多少、出力音量や音質は変更できます。
Pro0:無変更
Pro1:全体的に音量を上げる
Pro2:低音を持ち上げる
Pro3:モノラル音声(感度が上がる)
Pro1の音量が上がるといっても劇的にあがるわけではないのでその効果は限定的ですね。
むしろFMトランスミッター側にも出力ボリュームがあればなと思います。
□電波強度
電波強度は弱めです。
前のFMトランスミッターもたまに電波状況がわるくなりノイズがはいることがありましたがTunebaseはひどく、空いている周波数をいくら探してもノイズが多く不安定なままでした。
原因としては、自分の車(インプレッサスポーツワゴン)は、受信アンテナがルーフ後端にあり、運転席からかなり距離があるため電波が弱いとモロに影響がでてしまったようです。
MARUTOの実家にあるエスティマでも試してみましたが、こちらもリアウィンドウのフィルムアンテナで受信するのでインプレッサよりはマシなもののやはり安定しませんでした。
Proセットボタンで音量を上げたり、モノラルにしたりしても根本的に電波が弱いのでどうにもなりません。
出力電波は法律で規制されているため、どのメーカーのFMトランスミッターを使ったところで、自分車では感度が悪いと思ったので、発信側を強くすることができないのなら、受信側のアンテナを近づけてやればいいじゃない!
ということで車のアンテナを変更しました。
幸い私の車にはカーナビ(楽ナビ)のテレビ用のフィルムアンテナをフロントガラスに貼り付けていたため、コレを使えば、FMトランスミッターの距離は数十cm程度にまで近づき大幅に感度が改善することは間違いありません。
そこで、カーオーディオのFMアンテナをこのフィルムアンテナに付け替えることを考えてみました。
楽ナビで使用していたフィルムアンテナは4本のアンテナから受信感度のよいアンテナを使うダイバシティータイプです。
受信機には、4つのアンテナの入力端子があり、出力側はテレビ向けと、渋滞情報などのデータを受信するFM VICS向けの2種の出力がありました。
そう、このFM VICS向けの出力をカーオーディオのFMアンテナ入力に振り分けてやればよいのです。
逆にカーナビのFM VICS入力には車のアンテナを使ってやれば問題はありません。
この変更をして、FMトランスミッターを使ってみたところ、見事なまでに受信感度が改善しました。
今までは、FMトランスミッターで設定された周波数をカーオーディオ側のチューナーでオートスキャンできませんでしたが、この改良を行ったところスキャンができるまでになっていました。
もちろん、外の電波を拾えばよいカーナビのFM VICSも問題なく動作。
このことから、車のFMアンテナが運転席の右上のアンテナで受信するような車なら安定して受信できそうです。
逆にリア付近にアンテナがあるような車の場合の対処としては。
・シガーソケット延長ケーブルで感度のよいところに設置
・フロント側に受信アンテナを新たに設置する
などの対策があるかと思います。
ちなみに、
USB端子にiPod Dockケーブルをつなぐとアンテナの役割を果すのか電波状況が若干改善しました。
他、本体に触れたりすると同じ効果で電波状況が改善します。
こういう車の為にFMトランスミッターには外部アンテナをつけられるといいのになと思います。
もっとも、このTuneBase FM XにはAUX OUT(音声外部出力:ミニジャック)もありますので、オーディオを買い換えてAUX IN(音声外部入力)機能があればクリアな音を直接スピーカーから出すことができます。
また、FMモジュレーターという商品もあり、これは音声入力をFM電波に変換するまではFMトランスミッターと同じなんですが、出力が電波ではなく、FMアンテナケーブルになっているものです。直接FMアンテナに出力するので感度に問題は発生しません。2千円程度で売っていますのでAUX INがないカーオーディオをお持ちの方は検討してみるとよいかと思います。(多少の車いじりが必要ですけど難しくはないと思います)
□まとめ
TuneBase FM XはまさにオールインワンというにふさわしいFMトランスミッターだと思います。
まず、デザインが他のトランスミッターよりもよく車室内に違和感なく溶け込んでくれます。
価格が9,000円程度と高いですが、iPodを固定する器具もついていることを考えるとめちゃくちゃ高いわけでもありませんし、所有しているiPodすべてが使えますし、USB端子で携帯やDSも充電できその価値は十分にあると思います。
個人的には、出力電波の弱さも受信アンテナの変更で問題なくクリアに音楽が聴けるようになったことで買ってよかったな思えた商品ですね。
ただ、エンジンのON/OFFによるiPod/iPhoneの自動再生/停止機能がないことは残念です。
説明書にはエンジン停止では自動停止機能があるようなことが書いてあるそうですが機能しないとHPに出ています。日本メーカーのFMトランスミッターの多くは自動再生/停止機能があるのでこれには対応して欲しいところです。
Belkin
*ユーザーマニュアル誤表記のご案内とお詫び
ユーザーマニュアル(57ページ及び、60ページ)に、「お手持ちのiPodを本製品から取り外した時や、 シガーソケットから電源を得ることが出来ない時、iPodは自動的に一時停止します。」 とありますが、iPod/iPhoneは自動では停止しませんので、iPod/iPhone本体から再生を停止してください。 訂正してお詫びいたします。
まあ、自動再生/停止機能が両方ないことで、ちょっとしたトイレ休憩とかならiPodのバッテリーで再生し続けるのでいちいち再生ボタンを押しなおす必要もないともいえますけどね。もちろん、停止し忘れて長時間ほったらかしたらiPodのバッテリーがあがります(笑)
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