【WRC】アクロポリス・ラリーがまもなく開催

WRC（世界ラリー選手権）第7戦アクロポリス・ラリーが今週末に開催されます。ギリシャで行われるアクロポリスラリーはグラベル（未舗装路）ラリーですが、岩場が多く、非常に荒れた路面でかつ気温も高いため、WRCの中でももっともタフなラリーとして有名です。そのタフさから、このラリーを制したものはチャンピオンになれるとまで言われており今までの歴史でもそれは証明されてきました。

優勝候補は前戦は4位に終わったシトロエンのS.ローブ、1-2フィニッシュを飾ったフォードのJ.ラトバラとM.ヒルボネンが争うことになりそうです。もっとも、前のラリー同様に先頭走者は砂掻き役となってタイムが伸びない一方で、風がなければ、ダストのないクリーンな視界の中を走行できるわけで出走順位は非常に重要ですね。

この3人に加えて表彰台を狙えるドライバーとなると、シトロエンの2ndドライバー、D.ソルド、ストバートフォードのH.ソルベルグ、自身のチームで参戦するP.ソルベルグとなるかと思います。

P.ソルベルグに関しては、新たに石油大手メーカーのシェルをスポンサーに迎えて参戦体制を確実にしています。車に関しては再びプジョー306にするだのうわさが飛んでいますが結局、サルディニアと同じ2006年仕様のクサラで出走します。

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