【WRC】Rd.6 Day1 Rally d'Italia Sardegna
ラリー・サルディニアのDay1が終了しました。一つ前のラリーでは絶対完走を言い渡されていたフォードのJ.ラトバラが出走順の利も活かしてトップを独走です。明日のスタートでは不利になりますが、40秒近いリードがありますのでどこまで耐え切れるかが見ものです。もちろんリタイアしたりしたら…。
2位にはM.ヒルボネン。シェイクダウン途中で体調が悪くなり早々に切り上げるなど万全な状況ではなかったようですが、上位タイムはきっちりだしてきていますのでとりあえず大丈夫そうです。ただ、3位のS.ローブは最終SSにて出走順をコントロールするためにスローダウンしたのですが、M.ヒルボネンはスプリットタイムをチェックしておらず2位になってしまったようです。単純なミスだけにかなりいらついていたようです。
ただ、先頭走者は砂掻き役でロスが多いのは事実ですが、今回のサルディニアのように乾燥していて風がないと、巻き上げる砂埃が後続車の視界を奪う可能性もでてきますから、場合によっては先頭が有利になります。もっとも雨が降ったら圧倒的に先頭が有利になりますね。
4位にはP.ソルベルグ。2006年仕様のクサラは冷却系がアップデートされているとのことでしたが、それでもきついようでオーバーヒートを気にしながらの走行となっているようです。とはいえ、4位にきっちりつけられる実力はさすが。
5位にはE.ノビコフがH.ソルベルグの前に居ます。やはり彼は滑りやすい路面は速いですね。インプレッサにのるM.オストベルグが7位です。
ここまでで、名前の出ていないのがD.ソルド。SS1の前にいきなりタイムコントロールに遅れて30秒のペナルティーを受けています。ターボトラブルが発生したとのことですが、この為に3番手スタートだったM.ヒルボネンが先に出走することになり、路面の掃除役を嫌った作戦ではないか?との疑いがあります。その後のSSでターボ系のトラブルは出ておりません。ですが、SS3でサストラブルが発生し大幅にタイムをロスしてしまってます。
WRC 総合順位
1 J.ラトバラ(F) 1:24'14.
2 M.ヒルボネン(F) +39.
3 S.Loeb (C) +42.8
4 P.ソルベルグ(Xsara) +46.4
5 E.ノビコフ(Cj) +01'04.7
6 H.ソルベルグ(sF) +01'08.2
7 M.オストベルグ(A) +01'16.6
8 D.ソルド(C) +01'37.3
9 M.ウィルソン(sF) +02'33.8
10 K.アルカシミ(F) +02'59.9
11 C.ローテンバッハ(Cj) +03'11.3
PWRC
1 P.フローディン(S) 1:31'25.5
2 P.サンデル(SK) +0.7
3 N.アルアティヤー(S) +6.0
4 A.アラウージョ(M) +16.2
5 B.ソウザ(FI) +1'39.2
6 F.ソバン(M) +3'22.5
7 G.メイヤー(S) +8'04.2
8 G.リナリ(S) +9'46.3
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