【スバル】5代目レガシィシリーズ発表
すでに、北米市場では販売が開始されてますが、日本市場向けのレガシィシリーズ(5代目)が本日発表されました。今まで日本市場では2.0Lが中心でしたが、2.5Lが中心となり、3.0L6気筒エンジンも3.6Lへ拡大されています。なんといっても、スバルとしては悲願となる大トルク対応のCVTが搭載されています。
□関連ページ
ニュースリリース
新型スバル レガシィ シリーズを発売
新型レガシィ記者会見(2009年5月20日 SUBARUonTUBE)
SUBARU : 車種紹介
レガシィ ツーリングワゴン
レガシィ B4
レガシィ アウトバック
ようやく日本でも発表になりましたね。4代目の評判がよかっただけに5代目は開発が難しかったかと思いますが、ぱっと見た限りではなかなかよさそうです。
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□デザイン
デザイン的にも評判の良かった4代目にゆとり感を加えた感じになっていて好印象です。今までのレガシィツーリングワゴンではピラーを目立たなくしたサイドからリアまでウィンドウが連続したデザインでしたが、今回のレガシィでは、初めて分断されたデザインとなっていて大きな変更点の一つだと思います。
アウトバックはレガシィツーリングワゴンとは違うボンネットやグリルが採用されていて逞しさが強調されてますね。北米仕様では背の高いルーフレールがありますが、日本仕様では屋根に密着したタイプのルーフレールとなっています。また、今まで1550mmという車高を維持していて日本の立体駐車場のほとんどに対応できていたアウトバックですが、1605mmになってます。レガシィツーリングワゴンでも1530mmの車高がありますので仕方がないところでしょう。
今のところ、0km/hからの衝突回避が可能なSI-CRUISE搭載車は2.5GTと3.6Rのみの設定。2.5iにも設定が欲しいところです。
□エンジン、トランスミッション
レガシィには2.5L SOHC NAエンジンと、2.5L DOHC TOUBOエンジンが、アウトバックには2.5L SOHC NAエンジンと、3.6L DOHC NAエンジンが搭載されます。アウトバックにターボエンジンは要らないと思いますが、レガシィには3.6Lエンジンは欲しいですね。
燃費ですが、レガシィの2.5L NAエンジン搭載車は4WDでありながらも13.0km/L(10・15モード)と同じ排気量クラスの車の中でもトップクラスというかトップの燃費だったんですが、今までより大型化したにもかかわらず車重が抑えられていることと、待望のCVTが採用になったことでさらに改善されて14.0L/km(10・15モード)とさらに燃費性能を伸ばしています。
今までの3.0Lの6気筒エンジンはハイオク仕様でしたが、3.6Lエンジンはレギュラー仕様というのも面白いですね。ちなみに2.5LのNAもレギュラーで、2.5Lのターボのみハイオク仕様になります。
全車、国土交通省「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル」(SU-LEV)を達成しています。
残念ながら、欧州ですこぶる評判のよいBOXERディーゼルエンジン搭載車はありません。
環境性能的に現在あるBOXERディーゼルはEURO4適合で、EURO5や日米の新ディーゼル規制に対応できていないので搭載されていないのだと思います。
もっとも、ガソリンが値下りした為、世の中のディーゼル熱がトーンダウンしているのも要因の一つかもしれません。
一時期は1年後のマイナーチェンジで新規制に対応したのが出るといわれてましたが怪しい気が…。
とはいえ、BOXERディーゼルは17.0km/Lもの燃費で欧州では一回の給油で1000kmも走れるという抜群の性能がありますから、三菱のパジェロの用に次期排ガス規制に完全に対応せずとも販売する価値は十分にあるとは思います。
というか、ハイブリッドレガシィなんて出そうにないですし、せめてディーゼルレガシィだけでもとっとと出して欲しいです。
今の私のインプレッサが壊れる前に…。
近いうちに試乗してみたいですが、新型インフルエンザが治まってくれないとなかなか外出できませんねぇ~(涙)
※追記(2009年5月21日)
どうやら、新型レガシィの発表時にハイブリッドとディーゼルの投入計画を森社長が話したようです。
試乗してきました。
待【スバル】望のCVTはいい!:新型レガシィツーリングワゴン試乗
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新型レガシィ記者会見(再生リスト)(2009年5月20日 SUBARUonTUBE)
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