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2009年3月16日 (月)

【レビュー】Marantz iPod Station IS301:開梱・iPod接続編

marantz IS301 iPodドック Bluetooth対応

みんぽすさんから、音楽やビデオをワイヤレスで転送できるMarantz iPod Station IS301をお借りしていますので、手元にあるiPod touchやnanoと組み合わせてのレビューをお届けしたいと思います。まずは、開梱編から。

同時にインイヤー・イヤホンのHP101もお借りしていますが基本的に組み合わせて使う製品ではないのでレビューは別々にします。


このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)

みんぽす

□IS301について
まずは、製品の概要を知る為にMarantzの製品紹介およびマニュアルがホームページにありますのでご紹介

Marantz iPod Station IS301商品詳細
Marantz iPod Station IS301ニュースリリース
Marantz iPod Station IS301取扱説明書

簡単に書けば、iPodをAV機器と接続する為の製品ですね。
ビデオをテレビに出力したり、Bluetoothを使ってワイヤレスで音楽をコンポ等に転送できます。

□パッケージ
まずは、パッケージからご紹介。

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えっと、メーカーよりお借りしている商品なんで、パッケージにデカデカと紙が貼ってありますが、気にしないでください(笑)

IS301のパッケージの上に載っているのは、一緒にお借りしたインイヤーイヤホンのHP101と、自己所有のiPod touch(1G)、ソニーのイヤホン MDR-EX90SLのパッケージとケースです。

商品の画像とかみると、iPod touchとそれほど大きさが変わらないので、まさかこんなに大きなパッケージで来るとは思いもよらずびっくりしてしまいました。

というか、妻に「何でかいの借りてんの?置き場所ないやん」と怒られましたし(汗)

だって、小さいと思ってたんだよぉ~(心の声)

まあ、気を取り直してレビューに戻ります

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なぜ、IS301のパッケージが大きいのかは、蓋を開けてみれば分かります。発泡スチロールの頑丈な保護の元に各パーツがバラバラに詰められています。

最近の国内メーカーのパッケージだと、極力隙間を少なく、複雑に織り込まれたダンボールなどで巧みに衝撃を吸収していたりするもんですが、海外メーカーであるMarantzには関係ないようです。なんかこの詰め方をみて懐かしさを感じました(笑)

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で、驚いたのが説明書の大きさ&分厚さですよ。どれだけ凄いことが書いてあるんだ!と思ったら、単に多言語が1冊にまとまっていたんです。国内メーカーでも簡単な説明書の場合は多言語が一枚にまとまっているようなのは良く見かけますが、それなりにボリュームのある説明書で多言語になっているのは初めて見ました。marantzのあるアメリカはいろんな国の方が住まわれているし、全世界に販売していることを考えるとこういう風にしたほうがコストがかからないんでしょうねぇ。エコかどうかは...難しいですね。

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IS301ですが、主なパーツは3つですね。
左側の画像で説明すると、iPodに取り付けるハンドセット(左前)、ハンドセットを置くベースユニット(右前)、受信機となるエクステンダー(後)となります。

これに、私の所有するiPod touch(Airジャケット装着)を組み合わせると右画像のようになります。ベースを水平に置くと非常に寝た感じになります。なのでiPodを置くという感じではなく、スライドして嵌めるという感じです。

Marantz_016

その他のパーツですが、袋を外して箱に入れなおしてみました。
パーツはいたれり尽くせりな感じですね。

中央は上から
エクステンダーに装着するアンテナ、リモコン、ハンドセット、ベースユニット

左端には
エクステンダーとベースユニットに使うACアダプターが同じものが2つ、AVケーブルは赤白黄で金メッキとかされてない普通のもの。ベースユニットとエクステンダーを有線接続する為のLANケーブルが2本です。

右端には上から
USBケーブル(miniB端子)と、ACアダプターに取り付ける電源プラグアダプターが日米向けと欧州向けの2種類2個ずつ入ってます。

あと、エクステンダーもベースユニットを壁掛ける為に使うネジも入ってます。
日本の製品じゃ壁に掛けるようになっているのはあまり見かけないですよね。

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IS301はiPod touchをはじめとして多くのiPodの動作するようにつくってあり、ハンドセットも中央のパーツを回転させて高さを変えることで、いろんなiPodに適応できるようになってます。単純に高さを調整するだけなんで、ケースがあっても対応は柔軟にできますね。

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TUNSHELLのクリアケース付きiPod nano(3G)とiPod mini(2G)も問題なく設置可能です。基本的にドックコネクタに水平に刺さるように高さを調整すればよいと思います。

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エクステンダーの背面はこんな感じです。一般的なオーディオの赤白黄の端子とS端子に加えて、YGB出力できるコンポーネント端子があるのが珍しいですね。

iPodに入れる程度の動画ではアナログ端子で十分かもしれませんが、今後のハイビジョンの進み具合では、HDMI端子とかの登場も期待したいところです。

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ベースユニットは壁に掛ける際にはハンドセットも起こして設置できるように中央のコネクタ部分が起き上げられるようになってます。

□ACアダプター

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エクステンダーとベースユニットに接続するACアダプターは比較的コンパクトです。端子部分が別パーツになっているのも面白いですね。欧州用の端子も入っているので欧州に移住しても大丈夫です(笑)

□Bluetoothのペアリング

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IS301はハンドセットとエクステンダーの間でBluetoothを使って音楽を伝送することが出来ます。Bluetoothではペアリング作業といって、送信側と受信側のペアを決める作業が必要になります。

ペアリング作業は簡単で、

1.エクステンダーにアンテナとACアダプターを接続しハンドセットはiPodを接続した上でベースユニットに設置します。

2.エクステンダーの上面にあるMODEボタンとハンドセットの左側にあるPAIRNGボタンと両方とも軽く一回押すと、赤いLEDが点灯します。

3.赤いLEDが点灯したら、もう一度両方のボタンを5秒以上長押しすればリンクできます。青色のLEDが5秒間隔で点滅すれば成功しています。一度リンクさせればその後はペアリングする必要はありません。

電源を落としてもペアリングは維持されるようです。

※追記(2009年4月15日)
電源を落として、再度立ち上げた際に赤いLEDが点灯しペアリングに失敗することもありますが、ハンドセット側のPAIRNGボタンを一回押せばすぐに同期しなおしてくれます。

あとは、AVケーブルを使って、テレビやオーディオを機器と接続するだけとなります。

□まとめ
実際にビデオや音楽を聞く前にまずは、開梱編をお届けしました。パッケージに関してはさすが世界に展開する製品という感じですね。日本メーカーの製品だともっとコンパクトで環境にも配慮したものになりそうですが、一昔前のパッケージという感じがします。

製品の質感は非常に高いのでどんなインテリアにもマッチすると思います。

エクステンダー(受信機)もベースも壁掛けできるようになっているのも面白いですよね。日本だと賃貸などで壁に余り傷をつけることを嫌う傾向があるもあってか余り壁掛けできる製品って少ないように思います。

ハンドセットはBluetoothの送信機ですが、結構大きいです。背面までサポートされるためiPodとしっかりと接続できているという安心感はありますが、実際はコネクタ端子でしか固定されておらず、下に向けたりするとぐらつくのが不安ですね。もちろん、装着したまま外出しようとは思えないです。

ほかのBluetooth送信機とエクステンダーを接続する方法はマニュアルに掲載されているので、他社製のコンパクトなBluetooth送信機を使ってエクステンダーに音楽を飛ばすことは可能だと思います。

ただ、逆にハンドセットとほかのBluetooth受信機を接続する方法には書いてありませんのでそういう使い方は想定していないものと思います。Bluetooth受信機を持っていれば試してみたかったのですがあいにく所有しておらず試すことができませんでした。

ベースユニットですが、水平に置いた場合はハンドセットを結構寝かせた状態でセットするのがちょっとやりにくいです。壁に掛けたら、上から置くというような感じで使えるので、ベースを壁に固定して使うことが前提なのかもしれません。

本製品の使い方としては、外出時には本体だけを持ち歩き、家に帰ったらベースユニットにおいてあるハンドセットに装着充電。音楽を聞きたくなったらハンドセットから取り外して楽しむという感じだと思います。

テレビがYouTubeプレーヤーになる」につづく

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碧のレビュー(みんぽす)

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