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2008年11月15日 (土)

【レビュー】薄さが凄い!ブルーレイDIGA(DMR-BW830)

Panasonic DIGA 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー搭載 ブルーレイディスクレコーダー 500GB DMR-BW830
購入してから大分たってしまいましたが、ブルーレイDIGA(DMR-BW830)のレビューをお届けします。今回はDMR-BW830の開梱から設置、設定など基本的な部分のレビューをお届けします。

□DMR-BW830製品情報
ニュースリリース
ブルーレイDIGA BWシリーズTOP
DMR-BW830 商品概要

□購入動機
HALの運動会用に同じパナソニックのハイビジョンビデオカメラであるHDC-SD100を購入した為、バックアップ用にブルーレイレコーダーを購入する必要がありました。

データはパソコンでもバックアップは可能だが、我が家のPCは非力な為、AVCHDの再生は不可能。
撮影しても編集する暇も余裕もないため、単純作業でHDDへのバックアップおよびBlu-rayへのバックアップが可能になるレコーダーが必須でした。

購入に際し迷ったのはソニーのBDZ-L95ですが、この手の商品は相性問題があるため、同じメーカーのブルーレイDIGAを選択したわけです。

DMR-BWシリーズは930・830・730の3種類ありますが、HDD容量が1TB、500GB、320GBと違うほかは基本性能はどれも同じです。ただ、BW930は高音質パーツを使っていたり、BW730に関しては端子類が一部省略されていたりします。

で、BW830を選んだ理由としては、予算的にHDC-SD100とあわせて20万程度だったので6,7万高かったBW930は到底無理でした。HDC-SD100との抱き合わせ購入による値引き交渉で20万程度に収まったのでよりHDD容量の多いBW830を選択したということなのです。

□パッケージ

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ダンボール色にブルーのラインが帯がかかったデザインでブルーの帯の中に機能が書かれています。

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本体は、発泡スチロールで左右を押さえられて収納されています。本体上には説明書類。左にはリモコンがあります。

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内容物は
・DMR-BW830本体
・リモコン
・リモコン用乾電池(単3電池2本)
・映像・音声コード(RCA)
・75Ω同軸ケーブル
・電源コード
・B-CASカード
・説明書

です。ここで気づいた方も居られるかと思いますが、ハイビジョンレコーダーにも関わらず、テレビとの接続ケーブルは普通の赤白黄のアナログケーブルしか入っていないません。HDMIケーブルはおろかD端子ケーブルすら入っていないのには驚きました。
ハイビジョンビデオカメラのHDC-SD100の方はD端子ケーブルは入っていたのに、DMR-BW830はなし。
ハイビジョンレコーダーなのにハイビジョンで見るなってことですかね???

私はHDMIケーブルは入っていないのを知っていたので、購入時にHDMIケーブル2mをサービスでつけてもらっていたので問題はなかったです。HDMIケーブルは安くないんでどうせなら購入時に一緒につけてもらったほうが値引き交渉しやすいですよ。たまにメーカーが販促でHDMIケーブルなどをつけていることもあるようですので店員に確認してみるとよいと思います。

□本体デザイン

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これまで利用していたHDD/DVD/VHSレコーダーのソニー スゴ録 RDR-VH85と比較してみました。重ねてみてDMR-BW830の圧倒的薄さにびっくりです。
RDR-VH85は3in1タイプのレコーダーだった為比較的高さがある方とは思いますけど、直接的なライバルとなるソニーのブルーレイレコーダー BDZ-L95の高さが約8cmなのにDMR-BW830が約6cmしかないというのは凄いと思います。

デザイン的にも、正面にボタン類などはなくすっきりとしたインターフェイスになっていていい感じです。

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背面です。ファンは1機ですね。電源コードは取り外し可能なタイプになっています。
端子類としては、HDMI端子、D端子、アナログ端子、i.Link端子、アンテナ端子、LAN端子、光デジタル端子、電話回線端子などが並んでいます。まあ、一般的な端子はほぼ揃っていると思います。

BW730はi.Linkが前面のみで後面にはなく、同軸デジタル音声出力もありませんが、特に問題はないと思います。予算を抑えたい人はBW730もいいですよね。

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奥行方向に関しても僅かにDMR-BW830の方が短いようです。
DMR-BW830の上面右側にはBD/DVDの取り出しボタンがあります。

Dmrbw830_005

で、取り出しボタンを押すと...。

左側からトレイが出てきます。

左側の上部には電源ボタンがあるんですよ。

これっておかしくないですか?

普通に考えて、トレイのある側に取り出しボタンを配置するべきだと思うんですけど。
まったく逆の位置にあってびっくりしました。というか思わず苦笑。
パナソニックの設計の意図がさっぱりです。

トレイをあけようと、直上のボタンをおしたら電源が落ちたなんてことが簡単に起きちゃいます。

□設置
セッティングに際しては、黙々と作業していたつもりだったんですが、MARUTOには「体からうれしさがにじみ出てるよ」といわれてしまいました。デジモノ好きがバレバレですね(笑)

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まずは、デジタル放送を受信する為B-CASカードは下側の蓋を開けて右側に差し込みました。

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HDMIケーブル、ACケーブル、LANケーブルを接続して棚に収めて電源を入れてみました。アンテナはRDR-VH85から外してDMR-BW830に接続です。どちらもBSと地上波に分かれていましたのでそのままですね。

DMR-BW830は厚みが非常に薄いので、棚位置はRDR-VH85に比べて1段狭くできました。本当は2段狭くも可能なんですが、さすがに熱がこもってヤバそうだったのと、上部の電源ボタン取出ボタンにアクセスしにくくそうなので1段にとどめました(笑)

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テレビとの接続はHDMIケーブル(赤)一本で終了です。緑色のはLANケーブルですね。
我が家のAQUOS(LC-42GX3W)の背面左のカバーをあけてHDMIケーブルを差し込みました。

アナログ時代は、赤白黄の3本の端子を入力や出力に差し込まなければいけなく結構大変でしたが、HDMIケーブルは映像も音声も一つのケーブルですし、入出力も別々ではなく一本で済むのでらくらくですね。

一応、AQUOSはWチューナーなので、AQUOS側のチューナーを使って、DMR-BW830で録画ってなことも可能です。

□DMR-BW830の設定

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テレビの電源を入れて、DMR-BW830の電源を入れると、"簡単設置設定"なる画面が表示されますので、指示に従って設定していけばOKです。

チャンネルに関しては、地域設定である程度可能ですが必ずオートスキャンをしたほうがよさそうです。最初はスキャンせずに設定していたのですが"サンテレビ"が設定されていませんでした。再度、オートスキャンを掛けてやり直したところ、"サンテレビ"が設定されました。

クイックスタートに関しては省エネを考えている方にはオフにすればよいのですが、外部機器からの接続とかをしたい場合はクイックスタートがオンになりますので注意してください。

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設定が終了すると"操作ガイド"画面が表示されザクッと機能を理解することができます。まあ、私はちょろっと見ただけですが(汗)

□リモコン

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左からスゴ録 RDR-VH85、DIGA DMR-BW830、AQUOS LC-42GX3Wのリモコンです。

DMR-BW830側でAQUOSをコントロールする為に、リモコンメーカー設定をします。説明書を見るとシャープのメーカー番号は"02"、"11"、"21"と3つありましたが、このうち"21"でAQUOSのデジタル放送をコントロールできました。

スゴ録は、上部にある切替スイッチでテレビとレコーダーの操作切替をするようになっていて、電源もチャンネルも一つしかなくかなり不便でしたが、DIGAのほうは、テレビの電源と入力切替、チャンネル、音量という基本的なボタンは独立して配置してあるので便利ですね。

ただ、地デジ/BS/CSの切替はDIGAリモコンではできないのでチャンネル切替ボタンだけでは結構大変です。
我が家ではテレビを単純に見るときにはAQUOSのリモコンに持ちかえて操作してますね。

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数字ボタンなどは蓋の下にあります。DIGAのチャンネルや文字入力(携帯方式)に使用できます。
※テレビ側のチャンネルは上下キーでしか操作できず数字キーでは操作できません。

レコーダーの操作ボタンに関してはスゴ録の方が中央から下にまとまっていて指の動きが少なく楽です。
DIGAの方はしたから上まで分散してボタンが配置されていてちょっとしんどいですね。十字キー回りと、再生関係ボタンの位置が上下に離れているのは特に良く使うだけにいちいちリモコンの握り位置を変えねばならず不便に感じます。

□アクトビラ

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我が家はKDDIのひかりoneを入れていてルーター機能付なので、ルーターの開いている端子にLANケーブルを刺して、DMR-BW830と繋ぐだけで簡単にアクトビラの利用ができます。特に設定は不要でした。

AQUOSのアクトビラよりも表示スピードは速いですね。AVCHDの再生が可能など結構良いCPUが搭載されているからかもしれません。

また、AQUOSはAQUOS.jpというオリジナルページからアクトビラのホームへアクセスしますが、DIGAは直接アクトビラのホームに行くのでスムーズです。もっともAQUOS.jpは独自コンテンツがあるので良し悪しですね。

残念なのがアクトビラは画面いっぱいには表示されないことですね。

ちなみに、AQUOSのアクトビラは画面いっぱいに表示されます。
せっかくのハイビジョンなのに表示領域がせまいのが残念です。
説明書によると画面解像度は800x450だそうです。

一応、一般サイトも見ることはできますが、Flashには対応してませんのでYouTubeなどは見れません。
我が家ではWiiで一般サイトを見ますし、問題なし。

通常のアクトビラサイトはAQUOSの方がきれいで便利に見られますし、DIGAはアクトビラビデオ専用と思ったほうが良いかもしれません。

アクトビラビデオもハイビジョンの無料のサンプルを見てみましたが光回線があれば問題なく表示可能ですね。

□まとめ
まず、開梱から本体の設置、設定に関するレビューをお届けしましたがいかがでしょうか?

取り出しボタンがトレイ側にないとか、リモコンの良く使う操作ボタンが離れているとか、ちょこちょこと残念なところがありますが、設定も設置も特に迷うことなく簡単ですし、画面の説明も説明書の書き方も丁寧ですぐに使い始めることができると思います。

なんといっても、現状で搭載できる殆どの機能を詰め込みながら、あのサイズに押し込んであることが凄いです。AVラックに収めていても一際その存在感を示してくれると思います。

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