【モノフェローズ】日立 DZ-BD10H vs Panasonic HDC-SD100 比較レビュー 本体編
前回の開梱編に引き続き、日立 ブルーレイカム DZ-BD10HとPanasonic SDカードハイビジョンムービー HDC-SD100の比較をしていきたいと思います。今回は本体編の比較レビューです。
DVカメラをお持ちの方もそろそろハイビジョンにしませんか?ということで我が家にある9年物のソニー ハンディーカム DCR-TRV10も一部参戦します(笑)
このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。(詳細は末尾で)
□本体外観比較
Amazonの画像から、斜めに見たところの比較です。HDC-SD100のデザインはラメ入りブラック塗装で高級感もあり洗練されたカッコよい感じですが、DZ-BD10Hのデザインは...カッコよいという感じではないですね。
前モデルのDZ-BD7Hはかなりカッコよかっただけにあのデザイン力はどこへ?と思うと残念です。
上面から、左からDZ-BD10H、HDC-SD100、DCR-TRV10です。長さ的にはHDC-SD100とほぼ同じですね。幅的にはブルーレイドライブ分だけ大きいという感じです。HDC-HS100は丁度この部分にHDDドライブが入っていたと思うんですが、DZ-BD10Hはブルーレイドライブが大部分を占めていることを考えると、HDDはどこに入っているんでしょう?
DZ-BD10Hの上面にはステレオマイクがありますが、アクセサリーシューはありません。音声入力端子もないので外付けマイクは付けられそうにないです。
HDC-SD100の上面には5.1chサラウンドマイクとアクセサリーシューがあります(蓋の下)。より高度な撮影を行うことができる、ガンマイクとかビデオライトとかを取り付けることが出来るようです。本体だけで5.1chのサラウンド収録ができるというのはすごいですよねぇ。
ガンマイクとか運動会や音楽会でこれらを使っている人を殆ど見たことがないですし、私もDCR-TRV10で使ったことがありません。そういうことを考えるとアクセサリーシューが無くても問題が無い人が殆どだと思います。HDC-SD100の下位であるHDC-SD9にはアクセサリーシューが無いですしね(マイクは5.1ch)。
右側面からです。上からDZ-BD10H、HDC-SD100、DCR-TRV10です。DZ-BD10Hはこちら側にブルーレイドライブがあります。グリップがあるこちら側はどれもつや消しの黒いプラスチックで覆われています。肌触りもほぼ一緒です。
さすがにSDカード記録のみのHDC-SD100は小さいですけど、DZ-BD10HもDCR-TRV10より十分コンパクトで軽量です。
左側面(液晶側)です。上からHDC-SD100、DZ-BD10H、DCR-TRV10です(順番が変わっていてすみません)
本当は一画面で撮影したかったんですが、グリップがあって水平にするのが難しかったので、カメラを固定して一台ずつ撮影したものを合成しました。各ビデオカメラの位置も出来る限り同じ位置にしてあるので大きさの印象は変わってないと思います。
こちら側だと、液晶が殆どの面積を占めるのであまり印象の差はないです。
というか横型ビデオの基本形は全然変わっていないということですねぇ。
HDC-SD100はHDC-SD9の上位機という位置づけからか、液晶側は光沢のあるブラック塗装となっていて高級感をうまく演出しているように思います。
DZ-BD10Hは一般的なシルバー塗装ですが、液晶中央にデカデカとブルーレイロゴがあしらってあり誇らしげです。きっと撮影中は、「あれ、ブルーレイだ!」とまわりは感じてくれてるはず(笑)
DCR-TRV10もシルバー塗装。長年使用して傷はありますが、こすれや経年劣化等による塗装の剥げなどはなく9年経っていてもそれほど古さを感じさせません。最新のビデオカメラ達もコレぐらい丈夫であることを願うばかりです。
正面(レンズ)側からです。フィルター径を基準に合成していますので大きさ比較は可能だと思います。
幅(mm) | 高さ(mm) | 奥行(mm) | |
---|---|---|---|
HDC-SD100 | 65 | 72 | 138 |
DZ-BD10H | 79 | 87 | 140 |
DCR-TRV10 | 67.5 | 89 | 157.5 |
正面から見るとDZ-BD10Hはレンズにブルーレイドライブが張り付いている感じです。8cmディスクよりたった7mm増の高さに抑えてあるのは凄いですね。
しかし、他のカメラと比べて1cm~2cmも背が高いのはどうしようもなく、これがホールド感に結構影響してきます。具体的なホールド感については後述します。
HDC-SD100はレンズだけ?ってかんじですね。余分なものは殆どないという感じです。
DCR-TRV10はレンズが小さいですが横幅が意外とないことに気づきます。あと、レンズ下にステレオマイクがあります。
DZ-BD10HもHDC-SD100もレンズには自動シャッター付ですが、DCR-TRV10はレンズキャップとなってます。
また、コンバージョンレンズなどを取り付ける際に重要になってくる、フィルター径(レンズ部分の取り付けネジの直径)ですが、HDC-SD100が37mm、DZ-BD10Hが43mm、DCR-TRV10が30mmとバラバラです。
最近の代表的な機種のレンズ径がどうなっているのか気になったので調べてみました。
・フィルター径 43mmの機種
HITACHI DZ-BD10H,DZ-HD90
Victor Everio GZ-HD40
TOSHIBA gigashot A100F
・フィルター径 40.5mmの機種
SANYO Xacti DMX-1010
・フィルター径 37mmの機種
Panasonic HDC-HS100,HDC-SD100
SONY Handycam HDR-SR12 ,HDR-SR11 ,HDR-CX12
CANON iVis HF11
・装着不可(ねじ切りなし)
SONY Handycam HDR-TG1
まあ、これを見てどう感じられるかは個人差があるでしょうけど、私のまわりでPanasonicやSONY製以外のビデオカメラは殆ど見たことがないんですよね...(この2社は凄いシェアだと思う)
先日購入したワイコン・テレコンセットも37mm以下しか接続できませんし、40.5mmや43mmのほうはマイナー系機種のような気がします。さすがに超コンパクトなHDR-TG1はコンバージョンレンズもフィルターも装着不可ですね。まあそういう用途ではないんで問題はないでしょう。
もし、純正以外のコンバージョンレンズを購入される時はフィルター径に注意して購入ください。逆に既にコンバージョンレンズをお持ちの方は、同じフィルター径のカメラを購入すれば使いまわせる可能性が高いですよ。
特に、ビデオカメラはデジタルカメラに比べて広角側が弱いので、ワイドコンバージョンレンズが一つあると撮影の幅が広がると思いますし、ちょっとステップアップする第一歩としてオススメアクセサリーの一つです。
純正だと2万円程度と高いコンバージョンレンズですが、私が購入したコンバージョンレンズは一枚あたり2,500円程度と激安なんでどんなものか試したい方には超オススメです。
背面(バッテリー)側です。DZ-BD10HとHDC-SD100のバッテリー高さがおなじなのでそれにあわせて合成しています。
こちらから見ると明らかなように、DZ-BD10Hはファインダーがありませんが、HDC-SD100とDCR-TRV10にはファインダーがあります。
HDC-HS100のレビューの時にも書きましたが、乳幼児を撮影する際にはファインダーが必須です。特に歩き始めてからの1~3歳ぐらいは、近づいてきて液晶を触りにくるは、覗き込むは撮影にならなくなりますから(汗)。私もDCR-TRV10を買ったときはファインダーなんていらないと思っていたんですけど、HALがこの時期の時にはファインダーのありがたさを痛感しましたよ。
最近のコンパクトタイプのビデオカメラにはファインダーが省略されることが多いですが、SD100がきっちりとファインダーを搭載してきたのは評価に値します。わたしがSD100を選んだ理由の一つはこれです。
残念ながらDZ-BD10Hにはファインダーがありません。ブルーレイ+HDD搭載で重くなる筐体を少しでも軽くする為には搭載が難しいかったのかもしれませんが、ブルーレイ搭載で大柄な筐体が故に、ファインダーを搭載しても、サイズ的には影響が少なく搭載しても問題はなかったかなと思います。
DZ-BD10Hのファインダーがあるべき位置には、"見る"ボタンと"ダビング"ボタンが配されています。専用のボタンを用意しているのは珍しいですね。なんとなくデジカメっぽい感じがします。
もっともこれらのボタンだけでは電源は入らず、背面のレバーで電源を入りにしてから操作しないといけないのが面倒です。
□ホールド感、操作性
DZ-BD10をホールドしてみたところです。ちょうどブルーレイドライブ部分を抱え込む感じになります。
しっかりと深めに手をいれてがっしりとドライブ部分を握れば結構安定しますね。
が、ドライブ部分の背が高く垂直になっているので、カメラを水平に持とうとすると、手首をぐっとそらさねばならずしんどいです。
操作系ですが、DZ-BD10Hはブルーレイドライブの幅を利用して操作系がまとめられているのがわかります。
円形のダイヤルは、電源のON/OFFとメディア切替を兼ねています。入りの位置で撮影が可能な状態になり、さらに回転させると、撮影メディアがHDD→BD/DVD→SDカードと切り替わっていきます。
メディア切替時、動画→静止画切替時に機械音ガシャガシャと結構大きくします。
最初はBD/DVDドライブの準備の為の音かと思ったんですが、実はレンズシャッターが開閉している音でした。
これらの操作の時ってレンズシャッターを一旦閉じる必要はないと思うんですがなぜなんでしょうかね?
まあ、動画撮影時にメディア切替というのはあんまりしないと思うので特に気にならないかもしれませんが、動画→静止画切替というのは少なくないシチュエーションに思います。
赤ちゃん撮影時など、静かにしておきたい状況において、動画も録りつつ静止画も撮ってなんてことを切替ながらやることを考えると出来る限り動作音は抑えて欲しいと思います。
実際、我が家の生後2ヶ月のAYAちょを至近距離で撮影中に切り換えたところ、ものの見事にモロー反射で答えてくれました...。敏感な赤ちゃんならびっくりして泣いちゃうかもしれません。
ドライブ背面のメイン操作系には十分に親指が届いて操作性は良好ですが、上部にある動画、静止画切替スイッチは親指で操作するには遠く、私は左手で操作することが多かったです。ズームレバーは軸があるので倒しやすく操作性は良好。"見る"や"ダビング"ボタンは左手で操作することになります。
問題なのはシャッターボタンですね。シャッターは静止画モードの時か動画再生時のキャプチャー時にしか使えません。
他社のカメラが動画撮影中でも静止画撮影ができるのでてっきりできるものと思っていましたが、撮影中にシャッターボタンを押しても何の反応も無く...。
※動画撮影中に静止画は撮影できませんのでご注意ください。
別に動画撮影中に静止画を撮影する余裕なんてあんまりないので撮影できなくても構わないという割り切りは良いと思うのですが、動画撮影中に静止画が撮影できないのならシャッターボタンと録画ボタンは共通でよいのではないかと感じました。
HDC-SD100をホールドしてみたところです。鏡筒を包み込む感じになります。
DZ-BD10Hを握った後にHDC-SD100に持ち帰ると、そのホールド感の違いに驚きます。本体に絶妙なカーブがつけてあって、大きい卵を握るかのごとく、手の形に自然にフィットします。手首もそれほどそらさず楽に保持できます。
操作系に関しては、録画ボタンは丁度親指で押しやすい位置にあり大丈夫ですが、側面にある、モード切替レバーはちょっと操作が苦しいです。コンパクトな筐体で配置が厳しいのはよくわかりますがもう一工夫欲しいと感じました。
ズームレバーは鏡筒部分のカーブに沿った感じスライドするように配置されていてます。兄弟機であるHDC-HS100と同様のではあるのですが、SD100の方がレバー自体が大きく指のかかりも無理がなく圧倒的に操作しやすくなっています。シャッターボタンも問題なく押せます(動画撮影中の静止画撮影可)。
ちなみに、MARUTO(妻)にもそれぞれ構えてもらったんですけど、DZ-BD10HではBD/DVDドライブが大きくがっしりと構えることができず不安定でズームレバーやシャッターボタンへも指が届きにくそうでした。逆にHDC-SD100は何の問題もなくすんなり構えることができておりました。
子供の撮影はお父さんだけでなくお母さんもするわけですので、DZ-BD10Hは女性でも構えやすいような工夫も欲しいところです。
□液晶画面周り
まずは、液晶画面を開いて、電源を入れてみました。液晶サイズは同じ2.7インチワイドです。画素数はDZ-BD10Hが21万、HDC-SD100が30万となっていますが、私の目では違いはよくわかりませんでした。
DZ-BD10Hの液晶周りです。液晶横には操作ボタンがあって、液晶を保持しながら操作が出来るように考慮されているようです。方向キーは軸がしっかりしていて、押し込みもきっちりとできるのでいいですね。ただ、一番下の停止(キャンセル)ボタンですが、停止ボタンを表す"□"が掘られているだけで説明もなく、分かりづらいですね。白く塗りつぶすなどしてあれば、一目で停止ボタンだと分かるのではないかと思います。
本体側は平らで、5つのボタンが配されています。ボタンは大きく日本語で分かりやすく書いてあっていいですね。
ガイドボタンを押せばよく使う操作に対する説明が質問に答える形で表示されるので、マニュアルが無くても簡単に操作を確認できます。他のカメラでもヘルプメニューはありますが、ここまで分かりやすいガイドメニューは無いのではないでしょうか?
基本的に「フルオート」で撮影すればマニュアル設定が全て初期化され、カメラ任せの撮影になるようですけれど、このボタンを押しても「フルオート」の文字が画面に数秒間表示されるだけで、その後は「フルオート」設定になっているのかを確認することがわからなくなってしまいます。
アイコンをどこかに残すなどして、設定がフルオートになっているかどうかが分かるようになって欲しいなと撮影中感じました。
HDC-SD100の液晶周りです。といっても液晶しかなく枠にボタンなどは一切ありません。
本体側です。DZ-BD10Hと打って変わって、ごちゃごちゃしていますね。液晶に操作系を持ってこず、本体側に全部持ってきたという感じです。
液晶部分より上には、撮影シーンを自動判別する"おまかせiA"ボタン、録画ボタンを押す前の画像も記録する"PRE-REC"ボタンがあります。
液晶に隠れる部分の上段には、手ぶれ補正のON/OFFボタン、削除ボタン、操作ボタン、MENUボタンがあります。
ボタンはアイコンが表示されてたりしますが名称は英語で書いてありちょっと分かりづらいですよね。
(注意書きはシールで日本語)
手ぶれ補正ボタンの横にある、O.I.S.なんて書かれたって何のことかさっぱりですよ。ちなみにこれはOptical Image Stabilizerの略で光学手ぶれ補正の意味です。
英語表記なのは海外でも販売される為とは思いますが、少々コストが上がっても日本語で書いてあれば分かりやすいのにとは思います。
操作ボタンに関しては、殆ど高さが無くほぼフラットなんで操作性は悪いです。しかも液晶とは90度角度が違う為、感覚的にも操作しずらいのは残念です。液晶にボタンを配したくなかったという意思を感じるのですが、操作性を考えると、液晶側で操作したほうがやりやすいとは思います。これは兄弟機のHDC-HS100でも同じことが言えます。
□メディアスロット、接続端子
DZ-BD10Hにしか無い、BD/DVDドライブを開いたところです。
結構大きく開きますんでメディアの入れ替えは比較的簡単そうです。
上方から開く為、三脚に固定していても交換は可能ですね。
SDカードスロットは上部にあります。
こちらも三脚に固定していても問題なく交換可能です。
液晶の下部分のプラスチックの蓋を開くとUSB,HDMI,コンポーネント接続端子(D端子接続用)が集中配置されています。
バッテリー下部にはAV OUTがあります。
これらは液晶を閉じてもバッテリーを装着していても三脚の雲台を取り付けていても干渉しないようになっていて好印象です。
ただ、少し気になったのがこれらをカバーするプラスチックの蓋ですね。お借りしたDZ-BD10Hは既に蓋が緩い状態になっていましてちょっとした衝撃で開いた状態になってしまっていました。新品未開封の状態でお借りしたわけではなく、他にも貸し出されている品だとは思うのですが、販売からそれほど経っていないのにこの状態では、個人使用においてもちょっと不安を感じます。
HDC-SD100では、液晶を開いたところに、SDカードスロットがありスライドシャッターを開けるとD端子とAV OUT端子が現れます。
液晶を開かないとこの部分にはアクセスできません。
SLIK U7700という三脚にHDC-SD100を載せてみたところです。
HDC-HS100よりもさらに幅が狭い為にSDカードスロットはもっと開かなくなってしまってます。
HDC-HS100での三脚使用時のレビューはこちらをご覧ください。
バッテリーを外して、蓋を外すと、DC IN、USB、HDMI端子が現れます。
当然、バッテリーを外さないとアクセスできなく、バッテリーを外すのでACアダプターを接続する必要もあります。
HDC-SD100は、HDC-HS100同様に、各端子類へのアクセスは非常に悪いです。
パナソニックのブルーレイ DIGAや、ソニーのBDZ-L95などはSDカードスロットを装備しており、ケーブルを接続する必要なくSDカードで撮影データをやり取りできますので、SDカードスロットでAVCHDデータをやり取りできる、HDDレコーダーを購入すればケーブル類のわずらわしさは考えずに済みます。
それだけに、三脚を取り付けるとSDカードスロットにアクセスできないのは残念ですよね。HDC-HS100はHDD記録が主になるのでまだ許せますが、HDC-SD100の方は容量の少ないSDカードのみです。三脚使用時に簡単に交換できないというのはあってはならない仕様だと思います。
いろいろとオプションを追加して高度な撮影を行うことの出来るようにとHDC-SD9の上位に設定されているわけで、当然三脚の使用は想定されるべきです。なのにこのような仕様になっているのがどうにも納得できないです。
むしろ、SD9の方はバッテリーは横に抜けるし、SDカードも背面から抜けるしと良く考えられていると思います。
□リモコン
左からDZ-BD10H,HDC-SD100,DCR-TRV10のリモコンです。
HDC-SD100のリモコンがボタンの配置や形状などから考えて最も使い安い感じがします。
□充電池、充電器
並べてみて、気づいたのですが、DZ-BD10HとHDC-SD100の充電器そっくりです。
左からHDC-SD100の標準充電池、DZ-BD10Hの標準充電池、HDC-SD100の大容量充電池です。
充電池の端子部分の形状もそっくりなんでひょっとしたらと思って、DZ-BD10HにHDC-SD100の充電池を嵌めてみたら嵌ってしまいました(汗)
もちろん、お借りしているので電源を入れたりは出来ませんでしたが、嵌ってしまったことに驚きです。
ちなみに側面のスリット形状が僅かに違う為か、HDC-SD100にDZ-BD10Hの充電池は嵌りませんでしたが、基本的に両方の充電池は同じものと思われます。
□まとめ
みんぽすさんからお借りしているDZ-BD10Hと自己所有のHDC-SD100の本体周りを比較してみました。
DZ-BD10Hに関しては、BD/DVDドライブとHDD、SDカードスロット搭載していてこのサイズ重さに収めている技術力は凄いと思いますがそれ以外の部分で後一歩頑張ってほしいって感じですね。機能的には優れているのでデザインをもう少しなんとかするのと、不要な動作音は極力排除すればかなり印象は変わってくるのではないかと思います。
HDC-SD100に関しては、SDカードのみに記録というDZ-BD10Hとは対極にあり、そのメリットを最大限生かした設計が魅力ですね。特にSDカードを中心に処理できるように周辺機器をそろえればかなり便利になると思います。
ただ、それだけにボタン類の操作性や端子類メディア類へのアクセスの悪さ、特に三脚をつけたときにSDカードスロットにアクセスできないことが残念です。
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前回お借りしたHDC-SD100の兄弟機で60GBのHDDドライブ搭載のHDC-HS100のレビューです。
HDDを搭載していること以外は基本的に共通仕様ですので、顔認識や暗所撮影などについては下記のレビューも参考にしていただければと思います。
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【モノフェローズ】暗所もOK!ノイズもなし!:HDC-HS100レビュー
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このレビューはWillVii株式会社が運営する国内最大級家電・ゲームレビューサイト「みんぽす」から商品を無償でお借りして掲載しています。本レビュー掲載によるブロガーへの報酬の支払いは一切ありません。レビューの内容につきましてはみんぽすやメーカーからの関与なく完全に中立な立場で書いています。(唯一事実誤認があった場合のみ修正を行います) 商品無償貸し出しサービス「モノフェローズ」に関する詳細はこちら。
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