【WRC】インプレッサWRC2008、次戦アクロポリスデビュー
スバルテクニカルインターナショナル株式会社(STI)は新型インプレッサベース(GH型)のインプレッサWRC2008を次戦アクロポリスラリーに2台投入すると発表しました。
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SUBARU - Motorsport: 新型ワールドラリーカー「インプレッサWRC 2008」、WRCアクロポリスラリーでデビュー
SUBARUのモータースポーツ活動を統括するスバルテクニカインターナショナル株式会社(社長 : 工藤一郎、東京・三鷹市)は、本年5月末にギリシャで開催される2008年世界ラリー選手権(WRC)第7戦「アクロポリスラリー」に、新型ワールドラリーカーである「インプレッサWRC 2008」を2台出場させる、と発表した。
ホモロゲーションによるとインプレッサWRC2008はインプレッサ WRX STIバージョン(GRB)ベースではなくインプレッサS20(GH)ベースのようですね。
フロントからの画像を見れば一目でわかりますが、ボディーカラーは一新。今までどおりブルーをベースとしつつ、従来の黄色をやめ、白とシルバーのラインが入るクールな感じになりました。コンセプトモデルでは今までどおりのブルーに黄色のデザインだっただけにこのデザイン変更は驚きではありますが、絶不調の今を考えて、全く新しいというイメージを与える為のカラーリング変更だと思います。
また、市販車でフラッグシップとなるWRX STIバージョンとほぼ同じボディーデザインながら、より筋肉質なイメージになっています。ちなみにボンネットのエアインテークはなくシンプルな感じに。WRカーではターボのインタークーラーは前置きに変更されているため、ボンネット上のエアインテークは本来だったんですが、ようやくインプレッサWRC2008で撤去されました。今までも不要で空力的にも撤去したほうが良いのはもちろんでしたが、WRXとのイメージの共通化を図る為に残していた経緯がありました。
リア側からの画像をみると大型のリアスポイラーが装着されている様子が分かります。スプリッターも存在し上面だけでなく、2枚のウィングの間にもしっかりと貫通しているタイプです。
ベースマシーンが完全に入れ替わっているのでほぼ完全な新車ではありますが、エンジンはもちろん基本的なパーツは2007年モデルと共通のはずなので、ある程度の信頼性はあるかと思います。2007年モデルで最も問題となっているダンパーの不具合(おそらく熱)がこの新型インプレッサWRC2008で解消されていることを切に願います。アクロポリスのデビュー戦での走りに期待です!
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