【スバル】新型フォレスター試乗

昨年末にフルモデルチェンジをしたスバル フォレスターに試乗してきました。

試乗車は
2.0XS 4AT セージグリーン・メタリック
でした。

□外観
外観は前モデルにくらべかなり大型にな印象です。デザイン的にはやっぱり三菱のアウトランダーに似てますね(爆)

サイズ的にも近いはずです。

左前フェンダーには大型RVのように左側面用の視認ミラーがあります。

□運転席
まずは乗り込みですが最低地上高が200mmから本格RVレベルの225mmまで上がっていて乗りにくいのかと思いましたがそんなことはなく、ヨッコイショという感じはありません。小二のHALも普通に一人で乗り込めてましたし、聞いてみても特に乗りにくいことはなかったようです。

運転席デザインは基本的にインプレッサからの流用ですねコスト対策でしょうね。ナビ周りに木目調パネルがあるのが僅かに高級感を演出してますが…やっぱりインパネはフォレスター専用デザインにして欲しいですよね。

フロントガラスはかなり立っていて運転席からは近く感じました。逆に言えばダッシュボード部分は狭い感じですね。

ハンドルは上下はもちろん前後も動かせますし、シートはオプションの電動式で前後上下リクライニングに加え座面角度も変えられるタイプで最適な運転ポジションがとれます。ハンドルを前後に動かせる日本車は少ないのでうれしいです。

電動シートは便利ですが、フラットまで一気に倒したい場合は手動の方が早くできます。手動モードも欲しいかも。

シートリフターは結構上がるので135cmのHAL(小二)でもシートベルトも一番したまで下げれば首にかからない位置にまで来てジュニアシートは不要ですね。

ハンドルには左側にオーディオコントロール、右側にクルーズコントロールがついてます。最近のスバル車の傾向ですがグレードに寄って違うのはエンジンぐらいで他の装備は共通なものが多くなっていて、NAモデルでもかなり充実した装備です。ターボモデルしかないものとしてはエンジン出力が3タイプに変更できるSIドライブとタイヤぐらいです。

□後席
インプレッサと共通のSIシャーシでホイールベースが長くなり後席はかなり広くなりました。前のモデルまではかなり窮屈でしたが前席を一番後ろにしても膝前に拳が縦にはいる余裕があるほどです。身長169cmの私が運転席を合わせたら拳が縦に2個入るほどのスペースができます。

□運転レビュー
まずはシート調整とサイドミラー、ルームミラーを調整します。サイドミラーは普通乗用車より大きめで見やすくなっています。左前のミラーは手動調整でしょうか。

エンジンは最近のトヨタ車と同じプッシュボタンスイッチでスタートします。提携による共通化の一つですね。

さて、発進ですが2.0LのNAエンジンは非常にスムースでトルク感もあり大きくなったボディでも全くもたつくことなく運んでくれます。DOHC化でパワーと燃費が両立できているのでいいですね。

直線でアクセルを床下まで踏み込んでみるとキックダウンとともにぐっと加速していきました。ここでもパワー不足を感じることはありませんでした。

ブレーキも良く効きますし、サスペンションがシャキッとしていますのでノーズダイブ(前のめり)もほとんど感じられないので安心感があります。

前のモデルでは若干車高が高いかなという程度でしたが今度のモデルは見晴らし最高（笑）初代モデルがたまたま前を走ってたんですが、かなり低く小さく感じました。

ハンドルの操舵感もシャキッとしていて運転しやすいですし、ディーラーに戻って、車庫入れもさせてもらったんですがハンドルがよく切れたので試乗にも関わらず簡単にできました。相変わらずスクウェア(四角い)形状でウィンドウも開放感があり四隅が把握しやすいことも効いているとおもいます。前方はボンネットがはっきり見えるので距離感が掴みやすいです。

□最後に
装備が充実していて大柄になったのに運転がしやすい。室内も広いしライバルよりも燃費が良い上に価格も安いです。唯一インパネ周りがインプレッサと共通なのがマイナスかな。

スキーに行く自分としては正直欲しいのですが、現在はマンションの立体駐車場で1550mm以下でないととめられないので無理なんですよね。

クロススポーツも出そうにないですし、でても車高は1550mm以下には無理だと思います。

一戸建てが買えて、水平対向ディーゼル搭載モデルがその時に出てれば買いたいかも。ライバルはアウトバックと三菱アウトランダーですね。

トヨタRAV-4やホンダCR-V、ニッサンX-TRAILやデュアリスは性格が違うので競合しないかと思います。

アウトランダーを試乗してみたいですね

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