【スバル】フォレスターがフルモデルチェンジ

こちらの記事でティザー広告が開始された旨をお知らせしましたが、本日、新型フォレスターが正式公開となりました。

SUBARU : 車種紹介 > フォレスター

富士重工業株式会社　ニュースリリース：
スバル フォレスターをフルモデルチェンジ
～新世代クロスオーバー「ＮＥＷ フォレスター」を発売～

　富士重工業は、スバル フォレスター シリーズをフルモデルチェンジし、本日より全国のスバル特約店を通じ一斉に発売する。

CMはサンダーバードのテーマを使ってまさにサンダーバード風に仕上げられているようで、秘密基地から発進するというような構成になっているようです。

富士重工業株式会社　ニュースリリース

広告テーマは「秘密基地からの発進！」。誰もが子供の頃にあこがれた秘密基地を「遊びゴコロ」の 象徴として表現し、そこからNEW フォレスターが自由な世界へと発進する姿を印象的に描いています。

楽曲には、広い世代から愛され続ける「サンダーバードのテーマ」を採用しています。
映像では、CG画像を随所に用いており、CG制作は「トランスフォーマー」、「タイタニック」、「アポロ13」、
「デイ・アフタートゥモロー」などを主な作品とする、アメリカで最も優れた技術を持つ
デジタルドメイン社を起用しています。
楽曲と迫力ある映像により、印象深くワクワクするような楽しい作品に仕上げています。

デザインは前のモデルとインプレッサとトライベッカをミックスした感じでしょうか。迫力のあるフロントマスクと変化していますが、グリルとライトのバランスが少し悪いような気がします。フロントバンパーはアプローチアングルのよさをアピールするかのように大胆にカットされています。ライバルとなるであろうアウトランダーに似た印象を受けます。

サイドデザインは比較的先代に近い感じですが、テールランプがレガシィ風に回り込んでいるのが印象的です。最低地上高が200mmから225mmとアップし、全長お75mm伸びていますので、サイドデザインからもRV志向が伺えます。リアデザインは、かなり質素なんか間抜けな印象を受けます。。初代フォレスターに近い感じですね。個人的にはインプレッサ風のリアランプ（トヨタのハリアー風）のイメージがいいのではなかったのかな？と感じますが皆さんはどうでしょうか？ユーザーの評判次第では、マイナーチェンジで改良されていくポイントだと思います。

全体的にはSUVとワゴンの間を狙っていた先代までのフォレスターではなく、RV色の強いデザインになっていてワゴンという印象はなくなりましたね。インプレッサがワゴンからハッチバックスタイルになったのでフォレスターにワゴンが受け継がれていくのでは？と言われていましたがそういった印象は受けません。

今回のフォレスターは、シャシーをインプレッサの新シャシーであるSIシャシーをベースに作られている為、前モデルまでの泣き所であった後席のスペース不足を解消しているはずで、後輪のダブルウィッシュボーンサスペンション採用で荷室も大幅に使い勝手がアップしていると思われます。この辺は試乗して確認したいポイントですね。

そして、パワーユニットですが、ターボモデルは従来どおり2.0L DOHC ターボのままですが、マフラーが二本出しになるなど、インプレッサのS-GTとの違いも有るようです。自然吸気モデルの方は、今までの2.0L SOHCからレガシィと同じ、AVCS搭載のDOHCになりました。レガシィの2.0Rに搭載されるエンジンはハイオク仕様でしたが、フォレスターはレギュラー仕様となっています、マフラーもターボ同様に二本出しとなっていますね。レガシィ同様にSIドライブも採用されていますので、フォレスターはインプレッサのシャーシをベースにレガシィ寄りの装備を装着した車とも言えそうです。

自然吸気エンジンがSOHCからDOHCになったのは大ニュースですね。今回のフォレスターは大型化してもそれほど車重が増えていないようですので、DOHC化でパワーが増えればそれだけ余裕のある走りに繋がるはずです。もちろんDOHC化とAVCS（可変バルブ機構）によりで緻密な制御が可能になり環境にもやさしくなっていて、燃費はクラストップクラスの13.8km/Lで且つ「平成17年排出ガス基準75%低減」を達成しています。

エンジンに関しては、来年のマイナーチェンジなどで2008年に欧州でまずは投入される予定の水平対向ディーゼルターボエンジンが搭載されたりするとさらによい車になりそうです。

車高を低くして1550mm以下の立体駐車場にも対応できるフォレスターのクロススポーツはもう出ないのでしょうねぇ...。あれはあれで結構需要があったとは思うのですが、新型フォレスターではルーフレールなし車で1675mmも車高があり1550mm以下まで車高を落とすのはまず無理だと思われます。

ま、とりあえず近いうちに試乗してみたいと思います（笑）

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