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2007年10月25日 (木)

【WRC】Rd.14 Rally Japan

いよいよ、待ちに待ったWRC(世界ラリー選手権)第14戦ラリージャパンが週末に開催されます。今日はいよいよセレモニアルスタートでラリージャパンが始まります。私は土曜日の朝一の便で出発して月曜日の朝一の便で帰って来ます。もちろん、現地からリポートしたいと思います。幸いソフトバンクは電波良好なはずなんで問題ないはずです。2日目のホテルでは無線LANが繋がるはずですので、iPod touchからも接続できると思います。ラリージャパン終了後も昨年同様にアップしていく予定なんで楽しみに待っていてくださいね。

さて、ラリージャパンですが、2004年に始まり、今年でもう3度目の開催になりますね。すっかり北海道の帯広、十勝はラリーが根付いたようです。コースは未舗装路(グラベル)で森林の中の細い道を比較的高速で駆け抜けていきます。道幅が狭く、脇に溝があったり木でブラインドコーナーがあったり、何度も同じコースを通る為わだちが深くなるなどと難しく、一瞬のミスが即リタイアとなってしまう難コースです。しかし、トップドライバーは例年意外とリタイアしないように思います。

各国のラリーでは地元出身のドライバーに大声援が送られますが、ラリージャパンではどのドライバーに対しても大声援が送られる為、各国のドライバーたちが結構驚くことが多いようです(笑)もちろん、お膝元であるスバルのペター・ソルベルグはもっとも人気のドライバーですが、それに負けないぐらいというか勝ってしまうぐらい人気なのが新井敏弘さんでしょう。新井さんは現在、ラリー界で世界を相手にできる唯一のドライバーですからね。F1で言えば中嶋悟さんや鈴木亜久里さんに匹敵する方です。

優勝争いはもちろん、現在1位のフォードのM.グロンホルムと2位のシトロエンのS.ローブでしょう。14戦目にして4ポイント差しかありませんから、ラリージャパンでの結果が年間チャンピオンにも非常に大きな影響を与えます。今までのラリーではグラベルではマーカスが有利、ターマックではローブが有利という展開ですが、ここ数戦の戦いを見ていると、ターマックでもグラベルでもそれほど両者の差はありません。昨年もこの2人が秒差の争いを繰り広げ最後の最後まで結果がわからないというスリリングな展開のなかS.ローブが優勝を決めました。

地元スバルは、マシンがいまだ納得できるハンドリングでは無い以上、優勝争いは厳しいかと思います。ただ、P.ソルベルグにしてもC.アトキンソンにしても、優勝を狙える力を備えたドライバーであることは確かです。マシンが安定すれば、トップタイムを出すちからはあるはずで、それが最後まで維持できるかが勝負だと思います。

その他のドライバーではフォードのM.ヒルボネンもラリージャパンをよく知っているドライバーなので上位に入ってくると思います。シトロエンのD.ソルドはちょっと苦戦しそうです。

PWRCでは現在ポイントランキングトップの新井敏弘さんが、2位のマーク・ヒギンスに24ポイント差をつけて断然有利な状況です。残り2戦は新井さんがスキップしますが、ラリージャパンでヒギンスに4ポイント以上の差をつけれれば優勝が決定します。もちろん、新井さんは2004年、2005年とPWRC優勝し2006年はWRカーで6位入賞とダントツの優勝候補ですので思いっきり期待したいと思います。パンクなどのメカトラブルがなければ、余裕だと思います。

JRCは併催されませんが、U.アーヴァがS1600仕様のスイフトで出場するので楽しみの一つですね。おそらく来年からSX4で本格参戦する為、ラリースピードでのチェックの意味もあると思います。

自国開催のラリージャパンとして楽しいのは、もちろん日本人ドライバーが大勢参加することです。今ラリーには116台ものラリーカーが出場しWRCとPWRCの車を除けば殆どが日本人です。ラリーカーも多種多様で、ランサーエボリューション、インプレッサWRXは当然多いのですが、スズキのスイフト、ダイハツのブーン、ホンダのシビック、インテグラ、トヨタのヴィッツ、ランクスなど多種の車が走ります。

スバル ViVioやトヨタ セリカなどは残念ながらホモロゲーションが切れてしまい出場できなくなってしまいました。

個人的には、昨年セリカで参加されていた、ぶぶにゃんさんがランクス(No.101)で参加されるので応援したいですね。

ぶぶにゃんさんのブログ
So-net blog:らんくす君の大冒険

大学生が授業の一環としてメカニックをして世界ラリーに参戦している高山短期大学は今年はラリーニュージーランドに参戦でラリージャパンには出場しないようです。

高山自動車短期大学:世界ラリー

その他、昨年夫婦で参加されていたカマキョウさんも参加しないんですねぇ(残念)

カマキョウブログ: もうすぐラリージャパン

サービスパークでは、トップドライバー以外のドライバーさんたちとの交流も楽しいんですよね。一度観戦に行っちゃうと、そういうところの楽しさが分かるようになります。F1と違っていろんなドライバーが参加できますし、ファンとドライバーとの敷居もものすごく低いってのも魅力の一つだと思います。

参加車リスト
セレモニアルスタート スタートリスト
この順番にスタート台に上り一台ずつ紹介されながらスタートを切ります。最後は現ポイントランキング1位のM.グロンホルムになります。

カーナンバーは、トップのWRCやPWRCを除き大会側がマシンスペックや実績を考慮して順番を決めているようです。

WRCはドライバーズチャンピオンがカーナンバー1でそのチームメイトが2番。その次はマニュファクチャラーズチャンピオンの順番に1stドライバー2ndドライバーという順番でカーナンバーが決められたはずです。
PWRCは昨年の成績順になります。成績が無いドライバーは申請順?かな。


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コメント

今年も見に行かれるんですね!
(って前々から書いていらっしゃいましたね(^^ゞ)
楽しんできてくださいね~\(^O^)/

>新井さんは現在、ラリー界で世界を相手にできる唯一のドライバー
奴田原さん…(汗

投稿: 奇妙な青 | 2007年10月25日 (木) 22時03分

奇妙な青さん
はい、今年もMARUTOに白い目で見られながら、家族を置いていってきます(爆)

> 奴田原さん…(汗
モンテで優勝したりしてますけどアレは新井さん他のトップドライバーがでなかったという要素が大きいですし、どのラリーでもトップを安定して取れるにはあと一歩って感じですかねぇ。有力ドライバーの1人ではあると思いますが、新井さんとの差はちょっと大きいと感じてます。

とはいえ、ラリージャパンでは新井さんの次の3位ですね。

投稿: | 2007年10月26日 (金) 06時59分

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