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2007年3月16日 (金)

【WRC】ルーフベーン廃止とグループN

既に、以前の記事には追記したんですが、インプレッサWRC2007からはルーフベーンが装着されていません。その理由はRally Xメキシコ号やオフィシャルサイトで発表されたようにFIAから禁止が通達されたことが理由のようです。

SUBARU - Motorsport

2006年、インプレッサWRC2006がモンテカルロでデビューして以来、FIAのマニュファクチャラー委員会や車両規則に関するミーティングでは、この「ルーフベーン」が話題に上り、ついには「たとえ量産車両に標準装着されているとしても、2007年1月以降走るワールドラリーカーとして公認申請する場合にはリヤウィンドウ上部への空力的付加物の装着は認められない」という新ルールが設定されてしまったのだ。多くのマニュファクチャラー達の公平を主張する声に対し、FIAも異例のルール変更を余儀なくされた形だ。

さて、流体屋として仕事をしている関係上、ルーフベーンの効果を 以前に解説したことがあったんですが、まさにそれを裏付けるような説明がされていますね。

SUBARU - Motorsport

現在販売されているロードカー、インプレッサWRX STIの外観上の大きな特徴のひとつとなっているこのルーフベーンは、元々WRCの実戦で使用することを目論んで量産車に盛り込んだ空力デバイスである。ハイスピードステージなどでの高速走行時に車体の前方からボンネットを越えてルーフ上部に流れる空気は、このルーフエンドあたりで乱れ、後方に向かって渦を巻く。このためトランクリッドにあるリヤスポイラーは、ある程度高い位置にマウントする翼面でその空気をとらえなければ、後輪を地面に押し付けようとするダウンフォースにならない。しかし、このルーフエンドで空気を捉え少し流れを換えてやるだけで、大型リヤスポイラーの効果が高まることがわかっていた。

これを図解で説明したのがコチラの記事だったわけです。

Imp_no_roof Imp_roof
左:ルーフベーンなし、右:ルーフベーンあり

ちなみに私のインプレッサスポーツワゴンには、ルーフスポイラーにウエストスポイラーが装着されていますが、次期インプレッサが5ドアになるわけで、ルーフスポイラーは規約違反になってしまうのでしょうかね?

あと、最後の方にあるように、新井敏弘さんが参加しているPWRC(グループN)カテゴリーでは、ルーフベーンの装着は問題ないようです。WRカーだから禁止ってのもおかしい気がしますけどね。

で、気になるのが来季のWRカーではなくてグループNカー。来季のWRカーは、フルモデルチェンジされたインプレッサスポーツワゴンの後継のインプレッサハッチバックがベースになるわけですが、グループNはどうするんでしょう?セダン?それとも5HB?

プロモーション的には5HBなんでしょうが、性能的にはセダンだと思いますので、グループNの動向が気になるところです。

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