【松下】SDカード記録のハイビジョンビデオカメラ発表
ついに松下電器(パナソニック)がハイビジョン対応デジタルビデオカメラを発表しましたねぇ。既にソニーやキヤノンが一般向けの小型カメラを出していただけに、本命のパナソニックがいつ出してくるのかが気になっていました。発表されたのは、SDカードに記録するタイプとDVDに記録するタイプの2機種。規格はソニーと共同開発したAVCHDです。
デジタルハイビジョンビデオカメラ HDC-SD1/HDC-DX1を発売 | ニュース | 松下電器産業株式会社パナソニックマーケティング本部は、1080iハイビジョン記録を実現したデジタルハイビジョンビデオカメラ2機種 「HDC-SD1」を12月1日、「HDC-DX1」を12月15日に発売します。
型番からもわかるようにHDC-SD1がSDカード記録、HDC-DX1が8cmDVD記録となっています。
最高画質(固定ビットレート13Mbps)だと、4GBのSDカードの40分、8cmDVDになると、片面14分しか撮影できません。DVD-DLで26分ですね。
私がいままで、ビデオを使ってきた経験から言うと、40分でぎりぎり、できれば60分は欲しいというところですので、DVDを利用するタイプの場合はDVD-R DLを使っても最高画質でとるのは難しいと感じます。
そういう意味では従来のDVテープを利用するHDV規格の方がすぐれていて、最高画質で60分きっちりとれますので安心感があります。
個人的には「HDC-SD1」は売れそうな気がしますね。既に標準的となったSDカードを使って、世界最軽量のハイビジョンデジタルカメラを作ったわけですから少々価格が高くても売れそうな気がします。
4GBのSDカードは大体1万~2万程度ですので、予備に1枚以上は用意して、録画が終了したらHDやDVDにそのまま落としてデータ消去し、繰り返し使っていくというのが一般的な使い方になるのでしょうか。
さて、この松下のハイビジョンカメラの登場で、ライバルのソニーがどういう商品を展開してくるかが楽しみです。
期待するのは、VAIO TypeUの0スピンドルモデルで採用された32GBのフラッシュメモリーをつかったハンディーカムですね。これだけの容量があればメディアを入れ変えるということを考えなくてすみますし、機構的にもシンプルにでき、衝撃につよく、軽量化も省電力化も可能です。
ディスクタイプのハイビジョンビデオカメラに関してはDVDではさすがに容量が厳しいので8cmBlu-rayを使ったビデオカメラの登場を待ったほうがよいと思います。
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