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2006年11月 1日 (水)

【スバル】決算

スバルの2006年度上期の決算が発表されたようです。

【決算】富士重工の2006年度上期は増収・増益も,販売の伸び悩みで下期業績を下方修正 - Automotive Technology - Tech-On!

富士重工業は,2006年度上期(2006年4~9月)の連結決算を発表した。売上高は6986億円,営業利益は181億円と,前年度同期比でそれぞれ4.7%,4.1%増加。特に売上高は過去最大を更新した。ただし,増益の主な要因は為替差益で,販売は国内を中心に伸び悩んだ。既存車種の落ち込み方が予想以上だったという。

売上高は過去最大なのに、下期業績を下方修正とは如何に。

スバルのような企業は、北米や欧州への輸出が結構な割合をしめるため、為替変動に少なからぬ影響をうけるようです。(川崎重工業もそうですね)

国内は販売数が減少し、海外は増加してることからも、スバルの車が海外で受けていることがわかります。
まあ、スバルは日本の会社ですから、国内販売も増加させたいのは気分的にはあると思うのですけどね。

ステラはおおむね好評だったようですが、軽自動車なので利幅が少ないのがネックですね。
また、既存車種のプレオ、R1、R2の落ち込みが激しいとか。

プレオは古いですし、R1,R2はもともと数が出る車ではないので、これはある程度予想できたことで、これらの車種はもう打ち切りになりそうな気がします。

ここに出てこないスバルのもう一つの軽自動車サンバーは、いわゆる軽貨物用として企業に好まれていますので安定した需要がありそうです。ただ、このサンバーですが、衝突安全性が最悪で危険な車なんですよねぇ。この辺を改善して、一般向けにも販売すれば面白いと思うんですが。

あとは、R1、R2の変わりに投入して欲しいのが、レックスやVIVIOのようなハッチバック車。オーソドックスなスタイルではありますが、いまだに根強い人気があると思いますし、背高のワゴンタイプはちょっとと思っている層には売れると思います。もちろん、モータースポーツのベース車としても期待したいところ。

その他、この記事で気になるところといえば、

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――欧州で予定されている排ガス規制で二酸化炭素排出量規制が厳しくなることの対応策はあるか?
森氏:「ディーゼルエンジン車の投入」と「Bセグメント車の投入」が挙げられる。トヨタ自動車との提携によってトヨタ自動車のハイブリッド・システムを当社でも使用できるようになった。その分,水平対向ディーゼルエンジンの開発に力を注いでいく。大量生産も既に見えてきている。

水平対向ディーゼルの投入は、すでに報じられてますが、Bセグメント車(ヴィッツやマーチクラス)の投入も検討中のようです。そして、私が待ち望んでいる、レガシィハイブリッドについても少しだけ触れられています。といっても具体的にハイブリッドがトヨタ式が利用できるとあるだけで、具体的な発売時期などには触れられてないのが悲しいところです。

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森氏:外観デザインに走りすぎたという反省はある。高付加価値路線を目指したいが,現実の市場を見ると,顧客を置き去りにしてしまった。国内や米国の一部では特にそうした影響が出ている。エントリーモデルを新たに投入するというのも対応策の一つだ。「スバルのクルマづくり」というときに,よく「走り」というキーワードが出てくる。これは間違いではないが,それは「安全な走り」や「気持ち良い走り」を追い求めるということであり,尖ったところ(市場)を狙うつもりはない。顧客の幅を広げるという意味で,販売台数はなるべく増やしたい。

そうですねぇ、日本市場の場合デザインって結構重要なファクターだと思うんですけど、海外だとそこまでではないのかもしれません。あと、走りに関しては、インプレッサWRXに代表するようなハイスペックなマシンだけでなく、レガシィ2.0iやインプレッサ1.5Rのような、普通の人が気持ちよく走れる車というのをもっと追求して言って欲しいと思います。

ようやく、WRCでもスバルが復活の兆しを見せてきましたので、富士重工業も復活に弾みをつけて欲しいものですね。

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