【CFD】解析の半自動実行環境開発ツール
EASAという半自動実行環境開発ツールをSTAR-CDの販売元CDAJが発売開始したらしい。
CDAJ,CAEの半自動実行環境を構築するためのプラットフォーム「EASA」を発売 - ものづくりとIT - Tech-On!シーディー・アダプコ・ジャパン(本社横浜市)は,汎用CAEツールを使って解析の半自動実行環境を構築するためのプラットフォーム「EASA」(米EASA社)を発売した。EASAで構築したシステムを利用すれば,解析の知識を熟知していない設計者でも簡単なパラメータを入力していくだけで簡単に解析できるシステムを構築できる。価格は336万円から。
なんでしょうねぇコレ。
ちょっとしたらべて見たら、ユーザーズミーティングでも発表があったようです。
CDAJユーザーズミーティング2006業界でも類をみないシンプルなシステム構築環境を提供するEASA v3.1は、プログラミング経験の無い方でも簡単に業務アプリケーションを開発できる革新的なWebポータル開発ツールです。 ここでは、電子機器専用熱流体解析ツールFLOTHREMの利用環境を簡易化するEASAアプリケーションの構築手順をデモンストレーションでご紹介いたします。
具体的なツールがどういうものかは実際に見てみないとなんともいえませんけど、どういう風に解析ソフトをコントロールしているのかが興味深いですね。
プログラミングの知識がなく、解析の知識のみある人が、解析の知識のない設計者に解析を簡易にさせるシステムを作る為の開発環境のようですね。
対応するソフトウェアは特に限定はないと思いますが、結局のところ解析ソフトを熟知してバッチ処理をさせる知識がないと使えないような気がします。
CDAJが販売しているソフト限定でも構わないのでGUI上で簡単に設定を行えるアイコンとかがあらかじめ組み込まれているのなら、かなり便利だと思いますけど、そうでないのなら解析システムを構築するのは一朝一夕にはできないでしょうね。
そもそも、解析パラメータを振るだけでCAEが出来るように考えることが一番難しいと思います。
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