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2006年6月 6日 (火)

【スバル】スバルが流体解析システムを構築

今年は事情により私は参加できませんでしたが、CDAJユーザーズミーティング2006において、設計者が簡単に流体解析を行えるシステムをスバルが構築したと発表したようです。

設計者が流体解析できる環境を構築した富士重,吸気ポートの仕様検討時間半減 - Automotive Technology - Tech-On!

富士重工業のスバル技術本部は,エンジン開発において設計者がCAEを用いてポート形状などを検討できるシステムを構築した。CADとメッシャー,CFD(数値流体力学)ソフトを組み合わせたもので,独自のウイザードを搭載するなどしてCFDの専門知識がなくても扱えるようにしている。シーディー・アダプコ・ジャパン(CDAJ,本社横浜市)のユーザー会「CDAJ User's Meeting 2006」の講演で発表した。


この記事にあるように、STAR-CDやICEMCFDの販売元であるシーディー・アダプコ・ジャパンがシステム開発をサポートしたようですね。

そもそも流体解析って技術者が根本的に少ないんですよ。歴史も浅いです。おなじ解析でも構造解析なんかは、設計者が結構やっているところも多いようですが流体解析はそもそも設計者に流体力学の知識がないのでなかなか使える人は居ないようです。

なので、まあ私のような職業が存在するわけですけれど(笑)

だからといって、解析を流体解析技術者(流体屋)に依頼していると、この記事にもあるように非常に時間やコストがかかる。なので、入力するパラメータや必要な結果データをある程度限定した上でシステム化してあげることで、流体解析をブラックボックス化してしまい設計者が間違うことなく解析ができるわけです。

このようなシステムを作成しているところはスバルのほかにもあり、私のしっているところだとマツダダイキンがあります。

じゃあ、流体屋はシステム化によって仕事がなくなるのか?というとそうではなく、パラメータ化できないような難しい解析が待っているのです(汗)

たとえば、このシステムの資料を見ると吸気系の定常解析のシステムですが、実際のところは非定常解析こそ必要なんですよね。これはまだ自動化したという話を聞いたことがないので流体屋がやっているのだと思います。

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